東京国際映画祭・松居大悟監督「ちょっと思い出しただけ」が観客賞(11月9日)
アジアで最大規模の映画祭東京国際映画祭は最終日の昨日各部門の賞が発表されコンペティション部門では松居大悟監督の「ちょっと思い出しただけ」が観客賞に選ばれた。カップルの出会いから別れまでの6年間を毎年の男性の誕生日を過去に向かって遡りながら描くラブストーリー。
最高賞の東京グランプリには旧ユーゴスラビアから出品された作品で突然自殺した夫の借金で家の所有権を奪われそうになった妻が自分の力で事態を打開しようと奮闘するという物語の「ヴェラは海の夢を見る」が選ばれた。
東京国際映画祭ラインナップ記者会見(9月28日)
東京ミッドタウン日比谷で東京国際映画祭2021のラインナップ記者会見が行われた。
ゲストとして、フェスティバルアンバサダーの橋本愛が登壇。以前から、東京国際映画祭で映画を鑑賞していたり、レッドカーペットを歩いたりと縁があるエピソードを話した。また、期待している作品としてクリント・イーストウッド監督作品「クライ・マッチョ」、田中泯のドキュメンタリー「名付けようのない踊り」(犬童一心監督)を挙げた。
オープニング作品にはクリント・イーストウッド監督「クライ・マッチョ」、クロージング作品にはスティーブン・チョボウスキー監督の「ディア・エヴァン・ハンセン」が紹介された。
「東京リベンジャーズ」最速記録・興行収入40億円&300万人突破(8月31日)
全国映画動員ランキング9位・「東京リベンジャーズ」(ワーナー映画)が今年度実写映画最速となる興行収入40億円を突破した。
主演の北村匠海を筆頭に、吉沢亮、山田裕貴、眞栄田郷敦ら、旬の俳優がズラリと出演する映画「東京リベンジャーズ」が、早くも興行収入40億円を突破した。今年公開された邦画の実写映画では最速となる52日目で40億円を超え、7月9日の初日からきのうまでに観客動員も300万人を突破する勢いとなっている。
園子温監督のハリウッドデビュー作の映像が初解禁(8月17日)
ニコラスケイジが主演を務め、園子温監督のハリウッドデビュー作の映像が初解禁された。
映画「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」(10月8日(金)公開、ビターズエンド。POGL SALES AND COLLECTIONS. LLC.)は、未来都市・サムライタウンを舞台にニコラスケイジ演じる悪名高き銀行強盗が大暴れするSFアクションだ。
カンヌ国際映画祭・西島秀俊主演映画が4冠(7月19日)
第74回カンヌ国際映画祭・授賞式が2年ぶりに開催され、濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が脚本賞、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞を受賞し4冠に輝いた。脚本賞は日本映画として初めて受賞した。
公式上映ではスタンディングオベーションが5分間も続き、現地メディアも詩的な作品と高く評価した。
同作は村上春樹の短編小説が原作。妻を失った男の再生を描くヒューマンドラマ。...
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第74回カンヌ国際映画祭・授賞式が2年ぶりに開催され、濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が脚本賞、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞を受賞し4冠に輝いた。脚本賞は日本映画として初めて受賞した。
公式上映ではスタンディングオベーションが5分間も続き、現地メディアも詩的な作品と高く評価した。
同作は村上春樹の短編小説が原作。妻を失った男の再生を描くヒューマンドラマ。
主演の西島秀俊は「この作品が世界の人々の共感を呼んだのは本当に素晴らしいこと」、濱口竜介監督は「歴史ある映画祭に評価をいただけたってことなので本当に誇らしい賞だと思っています」とコメント。
最高賞・パルムドールはフランス映画「Titane」が受賞した。
映画「ドライブ・マイ・カー」は、来月20日(金)から公開。
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