「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第5話 日テレ 2月10日(水)22時-
碧(菅野美穂)と担当編集者の漱石(川上洋平)の突然のキス?!
しかし空(浜辺美波)の帰宅で未遂に終わる。
一方、空は漫画制作を通じて光(岡田健史)に心を開いていく。
そんな中、「おだや」では俊一郎(中村雅俊)が若い彼女を皆に紹介するが
それはなんと漱石のストーカー彼女・サリーこと沙織(福原遥)だった。
沙織は漱石といると苦しいが俊一郎と一緒だと穏やかで優しい気持ちになれると話す。
空は整体院の渉との仕切り直しデートに。...
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碧(菅野美穂)と担当編集者の漱石(川上洋平)の突然のキス?!
しかし空(浜辺美波)の帰宅で未遂に終わる。
一方、空は漫画制作を通じて光(岡田健史)に心を開いていく。
そんな中、「おだや」では俊一郎(中村雅俊)が若い彼女を皆に紹介するが
それはなんと漱石のストーカー彼女・サリーこと沙織(福原遥)だった。
沙織は漱石といると苦しいが俊一郎と一緒だと穏やかで優しい気持ちになれると話す。
空は整体院の渉との仕切り直しデートに。
楽しさと緊張で心がぐちゃぐちゃになる空。
最後はお腹が痛くなるほどに…
そんな空を応援しながらも複雑な気持ちになる光だった。
登場人物全員がかわいい!
憎めない人ばかり。
光くんが空ちゃんのデートを応援しながらもなんだかモヤモヤしてしまう感じも
カワイイです。
しかし最初の光くんの陽キャ設定はどこいったって感じのヲタぶりなんですが(笑)
こちらの方が本来の彼なんですね。陽キャをやっているのは苦しかっただろうなぁ。
大学ではまだ陽キャなのかもしれませんね。
サリーが去って一人になった漱石。
碧のことも好きなのかもだけど自分でもどうしていいか分からず
途方に暮れて・・・折しもラジオからは大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が流れ。
風邪で熱が38℃あって心もぐちゃぐちゃでどうしていいか分からず
車で出かける漱石ですが・・・危なーい!!自動車事故?
という良いところで終わりましたが、これって来週は何事もなかったように軽傷(or無傷)
のパターンかな。まぁその方がいいけれど。
久々に「そして僕は途方に暮れる」を聞いたけどいい曲ですね。
良いシーンでした。台詞のない表情だけのシーンですがミュージシャンの川上洋平さんが上手く演じていました。
北川悦吏子さんの脚本は結構クセがありますが今回はそのクセが心地いい感じ。
「半分青い」はちょっときついところもあったけど、今回はスンナリ心に入ってきます。
芝居がかった台詞もあえての芝居がかった演技で見せてくれる方が逆に自然に見えるのかも。
母娘のイチャイチャやおめでとうの舞いとか友達親子感がたまらなく好きです。
菅野美穂さんと浜辺美波さんを見ていると自然に笑顔になってしまう。
これからも独自の世界観で突き進んで欲しい作品です。
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「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」第5話 TBS 2月9日(火)22時-
雨の中うずくまっていた潤之介(玉森裕太)に思わずキスをした奈未(上白石萌音)。
ずぶぬれの潤之介を自分のアパートに連れて帰るが
潤之介からは「付き合おう」という言葉か聞けずモヤモヤ。
編集部では音羽堂出版の社内報に載せる「MIYAVI」紹介記事を
忙しい遥(久保田紗友)にかわって担当させて欲しいと名乗り出る奈未。
さらに奈未は中沢(間宮祥太郎)が担当する対談企画で使うヴァイオリニスト・蓮見理緒(倉科カナ)のドレスを届けることに。...
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雨の中うずくまっていた潤之介(玉森裕太)に思わずキスをした奈未(上白石萌音)。
ずぶぬれの潤之介を自分のアパートに連れて帰るが
潤之介からは「付き合おう」という言葉か聞けずモヤモヤ。
編集部では音羽堂出版の社内報に載せる「MIYAVI」紹介記事を
忙しい遥(久保田紗友)にかわって担当させて欲しいと名乗り出る奈未。
さらに奈未は中沢(間宮祥太郎)が担当する対談企画で使うヴァイオリニスト・蓮見理緒(倉科カナ)のドレスを届けることに。
仕事で活躍して編集長・麗子(菜々緒)から認められ、麗子の弟である
潤之介との交際を認めてもらおうをするが…
奈未は自分もまだまだ未熟で頑張らなくてはいけない立場ですが
子犬のような潤之介をかわいいと思って放っておけなくなりどんどん好きになってしまいます。
器用に仕事も恋愛もこなせるつもりだった奈未ですが
上手くいかずに失敗ばかり。
不器用ながら母性愛が強いタイプの女の子のディテールがすごく
絶妙に描かれていると思います。
見ている人も奈未のことをだんだん自分の知ってる誰か、みたいな気がしてしまうかも。
主人公の人物設定と描き方、演技が絶妙にマッチしてリアリティあるキャラクターとして
生きているからこそ少女漫画チックな展開でも面白いのだと思います。
やはり恋愛ドラマはヒロインの魅力にかかるところは大きい。
上白石萌音さんの可愛さは作品に大きく貢献しています。
潤之介の天然もなかなかすごいけど時々ハッと気づいて
自分の気持ちに正直に行動するんですよね。そのタイミングがよくわからない所がまた天然。
奈未があの手この手で告白してくれるよう働きかけるけどなかなかうまくいかない。
潤之介の元カノ・蓮見理緒は知らず知らずのうちに奈未と潤之介の恋を応援するような
アドバイスをすることになり・・・今回の最後で奈未の恋の相談の相手が潤之介だったことに
気づき・・・三角関係に???
いやいや、さらにここでまさかのドS先輩・中沢も奈未への気持ちに気づいてしまって。
と、いうことは四角関係!!!
面白くなってきましたね。
相変わらず編集長の奈未への当たりはきついけど全然へこたれない奈未に毎回ちょっとスカッとしています。
メインの恋愛関係図が今回で完成したみたいなので
次回以降は怒涛の展開かな???
楽しみです。
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「アノニマス」第3話 テレ東 2月8日(月)22時-
高校生・片山連(青木柚)のホームレス殺害事件から1か月
連の個人情報がネット上で晒されたことが大きな話題となっていた。
連の父・遼太郎(戸田昌宏)は「指殺人対策室」に最初に情報をさらした犯人を
特定してくれと依頼する。
万丞渉(香取慎吾)と碓氷咲良(関水渚)は早速捜査にあたるが
捜査を進めるうちに蓮の本性が明らかになっていく。
連はクラスメイトたちを見下す発言をしており
そのことが原因で隣のクラスの笹山と喧嘩をしているところも目撃されている。...
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高校生・片山連(青木柚)のホームレス殺害事件から1か月
連の個人情報がネット上で晒されたことが大きな話題となっていた。
連の父・遼太郎(戸田昌宏)は「指殺人対策室」に最初に情報をさらした犯人を
特定してくれと依頼する。
万丞渉(香取慎吾)と碓氷咲良(関水渚)は早速捜査にあたるが
捜査を進めるうちに蓮の本性が明らかになっていく。
連はクラスメイトたちを見下す発言をしており
そのことが原因で隣のクラスの笹山と喧嘩をしているところも目撃されている。
その後捜査線上にある人気バンドのキャップを被った人物が浮上、
指対策室は防犯カメラの映像をしらみつぶしにして
キャップを被った人物の特定に力を注ぐ。
自分が父親に刷り込まれた価値観で他人を見下し
ホームレスを殺しても何も感じない。
むしろ「ホームレスを殺したくらいで自分の人生が台無しになるなんて理不尽」
とまで思っている高校生・蓮。
そんな風にしてしまったのは人生を勝ち組負け組でしか見ようとしない
権力主義の父親とその父に黙って付き従ってきた母親でした。
母親は最後、息子に「大事なことを教えてあげていなくてごめんなさい」
と謝罪しました。
成績が学年2位だっただけで父親にボコボコにされる蓮。
それを見て見ぬふりをしている母。
他から見たら違和感しかありませんが当人たちはそれが当然と考えていて
その考えから脱却することが難しいのでしょう。
ホームレスも1人の名前がある人間でこれまでの人生があって
その人間を殺すことは立派な犯罪だ
と万丞渉が蓮に諭すシーンは説得力がありました。
話を聞いてもすぐに納得いかない様子の蓮もリアルな感じでした。
犯人捜しではサスペンスを楽しみ
捜査の終盤では人間模様が浮き彫りになり情に訴える。
このドラマのだいご味がだんだんはっきりしてきました。
指対策室での人間模様も面白く
凛々子(Megumi)にはっきり物申してたてつく咲良のシーンは
咲良なかなかやるなー、と楽しかったです。
ラスト、謎の男(田中要次)がアノニマスの連絡先??のアドレスが書かれたメモを
万丞に渡して・・・
どうなるんでしょう。
気になる終わり方でした。
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「天国と地獄~サイコな2人~」第4話 TBS 2月7日(日)21時-
日高(高橋一生)がまた猟奇殺人を犯した。
翌朝、日高(中身・彩子)は河原(北村一輝)の事情聴取を受ける。
聴取後、日高(中身・彩子)と彩子(中身・日高)の様子を見た河原は違和感を覚え
彩子に疑惑の目を向ける。
後日、彩子(綾瀬はるか・中身は日高)は捜査本部の情報データベースを作る仕事
を買って出た。何らかの意図があるのだろうか?
一方、彩子と同居している陸(柄本佑)は彩子の家で発見した血の付いた防護服のことで
頭を悩ませる。...
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日高(高橋一生)がまた猟奇殺人を犯した。
翌朝、日高(中身・彩子)は河原(北村一輝)の事情聴取を受ける。
聴取後、日高(中身・彩子)と彩子(中身・日高)の様子を見た河原は違和感を覚え
彩子に疑惑の目を向ける。
後日、彩子(綾瀬はるか・中身は日高)は捜査本部の情報データベースを作る仕事
を買って出た。何らかの意図があるのだろうか?
一方、彩子と同居している陸(柄本佑)は彩子の家で発見した血の付いた防護服のことで
頭を悩ませる。
証拠不十分で釈放された日高(中身・彩子)だが会社は社長の様子がおかしくなって以来
業績が急降下。
秘書の五木(中村ゆり)にどうしたのかと詰め寄られ階段から落ちて記憶が曖昧だと
答えてしまい社長が記憶障害であることが全社に知れ渡る。
会社の仲間たちは親身になって協力してくれる。
一方、彩子(中身・日高)を疑う河原は殺人事件の現場で犯人らしき女性を目撃した
外国人留学生・ミンに彩子であることを証言させようとあの手この手を使うが・・・
日高の妹や会社の人たちの様子だと日高って本当にサイコパスな殺人鬼なんだろうか
とちょっと疑いが出てきましたね。
もしかしてさらに何重かのしかけがあるのか??
たとえ自分の身に災難が降りかかろうとも殺人犯は許さないという彩子の決意が
物語を一歩前に進めました。
日高と彩子の力関係は今後シーソーのように上下するのか?
そして2人の間が急接近の雰囲気???
気になりますね。
彩子を疑って先走ってしまった河原さんは失脚してしまいました。
今後どんな立場になってしまうのでしょう?捜査の第1線からは退場するのかな。
彼は彼なりに一生懸命だったとは思いますが事実を曲げるような捜査はいけません。
一生懸命なばかりに大しっぺ返しを受けてちょっとかわいそうな河原の末路でした。
肉体は入れ替わっても相手の本質は分からない。
でも周りの人間の接し方でなんとなく分かる人となり・・・
じわじわと真実に近づいている感じがしますね。
だんだん日高と彩子が入れ替わっている状況にも慣れてきたのか
視聴者的には「どっちがどっちか??」と混乱することも減って見やすくなってきました。
これからどんどん面白くなってきそうな予感がします!
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「麒麟がくる」最終回「本能寺の変」 NHK 2月7日(日)20時-
宿敵・武田を滅ぼした戦勝祝いの席で光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)から
理不尽な叱責を受け饗応役の任を解かれる。
その後、さらに信長は光秀と縁深い四国の長曾我部征伐に光秀に相談もなしに乗り出す
ことを告げた。
「殿は戦の度に変わってしまった」と行き過ぎた態度をいさめる光秀に
「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と返す。
さらに足利義昭(滝藤賢一)を討つよう光秀に命じる。
信長をこのような暴君にしてしまったのは自分だ、行き過ぎた信長は
自分が責任をもって打ち取るべしと決意を固める光秀。...
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宿敵・武田を滅ぼした戦勝祝いの席で光秀(長谷川博己)は信長(染谷将太)から
理不尽な叱責を受け饗応役の任を解かれる。
その後、さらに信長は光秀と縁深い四国の長曾我部征伐に光秀に相談もなしに乗り出す
ことを告げた。
「殿は戦の度に変わってしまった」と行き過ぎた態度をいさめる光秀に
「己を変えたのは戦ではなく光秀自身だ」と返す。
さらに足利義昭(滝藤賢一)を討つよう光秀に命じる。
信長をこのような暴君にしてしまったのは自分だ、行き過ぎた信長は
自分が責任をもって打ち取るべしと決意を固める光秀。
重臣の左馬助(間宮祥太朗)、藤田伝吾(徳重聡)、齋藤利三(須賀貴匡)の3人を呼び寄せ
「信長を討とうという自分が間違っていると思えば今すぐ自分の首をはねて欲しい」と告げる。
3人は光秀と思うところは同じだと覚悟を決め、本能寺にいる信長を討つ決意を固める。
最終回はいよいよ本能寺の変。
あまりにも有名な歴史上の事件でありどうなるのかは全ての人が知っている中
どう描くのかに注目が集まりました。
信長を討った理由として光秀が自分をばかにされた腹いせとか、隙を見て天下を取ったなどと
いう説が一般的でしたがこのドラマでは新解釈で話が進められており
なんと、最後の秀吉(佐々木蔵之介)に敗れ(山崎の戦い)、敗走中に農民に竹やりで殺された
というエピソードは描かれませんでした。
光秀は共に歩んだものの責任として信長を討ち、麒麟が来る世の中を夢見た。
信長ある世では麒麟は来ないと感じたのでしょうか。
本能寺の変で一旦は天下を取った光秀でしたがわずか10日余で戦に負け行方が分からなくなってしまう…
世間では光秀は実は生きているのではないかと噂されているようです。
本能寺の変から3年後、駒(門脇麦)は 市場で光秀ととてもよく似た人を見かけます。
追いかけようとするが見失ってしまいますがもしかして光秀だったのかも。
ラストは颯爽と希望に満ちた顔で馬を走らせる光秀の姿でした。
架空の登場人物、東庵先生(堺正章)、伊呂波太夫(尾野真千子)、駒(門脇麦)らが
最後に良い枠割を担いました。
大河ドラマで架空の人物が出てくることを嫌う方もいますが今回はいいアクセントとなり
物語の方向を定める上で重要な役割を担っていました。
また最後がファンタジーな終わり方だったことについても良かったなと思いました。
今、実際の社会も苦しい時代を迎えていますがそんな中で負けて挫折した人物が立ち上がり志に向かい続けるラストは
とても美しく見ているものへ力のこもったメッセージになったと感じました。
途中コロナで中断したり困難な中にありながらも最後まで素晴らしいドラマを見せて頂き
感謝しかありません。
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