「ドラゴン桜」第7話 TBS 6月6日(日)21時ー
東大専科の7人が模試を受けることになった。
模試で合格の見込みがないと判断された者は専科をやめなければならない。
桜木(阿部寛)が出したあまりにも高いハードルに生徒たちは混乱し
水野(長澤まさ))も不安に襲われる。
模試に備え新たに桜木が招へいした英語の教師・由利杏奈(ゆりやんレトリィバァ)による
驚くべき英語リスニングの勉強法が始まる。
さらに桜木は模試に役立つ「東大模試6か条」を授けるが
奈緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)は焦りから追い詰められていた。...
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東大専科の7人が模試を受けることになった。
模試で合格の見込みがないと判断された者は専科をやめなければならない。
桜木(阿部寛)が出したあまりにも高いハードルに生徒たちは混乱し
水野(長澤まさ))も不安に襲われる。
模試に備え新たに桜木が招へいした英語の教師・由利杏奈(ゆりやんレトリィバァ)による
驚くべき英語リスニングの勉強法が始まる。
さらに桜木は模試に役立つ「東大模試6か条」を授けるが
奈緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)は焦りから追い詰められていた。
試験当日、プレッシャーに押しつぶされそうな7人はそれぞれの思いを胸に会場へ向かっていった。
一方、海龍学園では先代理事長・恭二郎(木場勝己)が新たな動きを見せていた。
この段階で模試を受けるなんて!!
けっこう大胆・・・しかも見込みのないものは東大専科を追い出されるなんて・・・
7人の緊張感が半端ないのも無理はない。
特に成績に自信がない沙良と天野の動揺は激しかったですね。
試験当日、弁当を食べる元気もないほど緊張してしまった沙良ですが
周りを見るとみんな平気でご飯をもりもり食べています。
案外受験で勝っていくために必要なのが学力より胆力なのかもしれませんね。
緊張しながらも当日力を出し切るというのはスポーツの試合にも通ずるものがあると
楓(平手友梨奈)も言ってました。
結果はA判定が出たのは真麻(志田彩良)だけ。
ショックを受けるメンバーでしたが桜木は「この結果は全く気にすることはない
たとえE判定が出ても東大受験をやめないということは十分に合格の見込みがある」
と励ましました。
「E判定だったらクビとは俺は1回も言ってないぞ」と桜木先生。
たしかにー!
思い込みってこわい。
今回は英語の先生役でゆりやんレトリィバァさんが登場。
あり得ないくらいのポップな先生でしたがこの勉強法効果ありそうですね。
とにかく聞く、聞いて口に出す。
授業をどんなに受けてもアウトプット、確認の繰り返しをしないと絶対身につかない
これは真実でしょう。しかしなかなか1人ではできないんですよね
集団で受験に臨む理由がまた見つかったような気がしました。
今回もぶっ飛んだ内容でしたがテンポも良く見やすいのはいつものとおり。
そんな中でも普通の家に生まれたことをありがたく思わない麻里に対して
「普通に生まれたなんて本当に運がいい。それに気づかず過ごしたら
幸運を逃すことになるぞ」と桜木先生が語った内容が心に残りました。
ラストで前理事長と密会を行う坂本(林遣都)たち・・・
怪しい雲行き、新キャラ登場?とまたまた目が離せない展開になりそうです。
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「青天を衝け」第17回 NHK 6月6日(日)
円四郎(堤真一)の命が奪われたことを江戸で知り衝撃を受ける篤太夫(吉沢亮)と成一郎(高良健吾)。
その時京都では徳川慶喜(草なぎ剛)が自ら指揮を執り御所に迫る長州藩兵と戦っていた。
そこに西郷吉之助(博多華丸)が薩摩藩兵を率いて参戦する。
集めた兵を率いて京に向かう篤太夫たち。
その道中で岡部の代官・利根(酒匂芳)が現れる一橋家家臣・猪狩(遠山俊也)がかばってくれる。
血洗島のそばを通るも村に入れない篤太夫たち。...
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円四郎(堤真一)の命が奪われたことを江戸で知り衝撃を受ける篤太夫(吉沢亮)と成一郎(高良健吾)。
その時京都では徳川慶喜(草なぎ剛)が自ら指揮を執り御所に迫る長州藩兵と戦っていた。
そこに西郷吉之助(博多華丸)が薩摩藩兵を率いて参戦する。
集めた兵を率いて京に向かう篤太夫たち。
その道中で岡部の代官・利根(酒匂芳)が現れる一橋家家臣・猪狩(遠山俊也)がかばってくれる。
血洗島のそばを通るも村に入れない篤太夫たち。
しかし篤太夫の父はこっそり篤太夫の妻・千代(橋本愛)と喜作の妻・よし(鳴海璃子)と子供たちを
向かわせ、再会が叶う。
水戸では耕雲斎(津田寛治)と小四郎(藤原季節)が率いる天狗党が慶喜を頼って
京を目指していた。
円四郎の死を知らずにいた篤太夫、喜作。
猪狩からそのことを聞かされ見せる表情が切ないです。
まさに「恩人」というべき人でした。円四郎に出会わなかったら人生が全く違っていたでしょうね。
そして円四郎の恋女房のやす(木村佳乃)が痛々しい・・・
ラブラブでちょっと笑えるシーンが多かった2人なのになんて切ない結末でしょうか。
つがいの鳥が描かれた掛け軸の裏から円四郎の手紙が出てきたシーンはただ涙、涙でした。
また長らく離れていた妻子と再会した篤太夫たち。
残されている千代ら妻の苦労も大変なものだと思いますが、篤太夫を信じている
と伝え、勤めを終えるまで待つという千代。
なかなか言いえない言葉ですよね
現代人なら愚痴の一つも出てしまいそう。
今回は妻たちの強さを感じた回でもありました。
長州征伐、天狗党の乱と慶喜は嫌っていた戦に出ざるをえなくなりますが
武芸にも秀でた才能を見せます。
静かな中に激しい情熱と強い意志を隠している慶喜がまた今週も素敵でした。
来週は天狗党が悲しい最期を遂げるのかな・・・
慶喜にとっても苦しい決断、耕雲斎の運命はいかに。
歴史が大きく動きまくる幕末はドラマとしても面白く毎週飽きることがありません。
最近は篤太夫本人のエピソードが少な目ですがこれから手腕を発揮して活躍していくでしょうから
これからも楽しみに視聴していきたいと思います。
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「コントが始まる」第8話 日テレ 6月5日(土)22時-
瞬太(神木隆之介)が働く焼鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は
5年前マクベスに出会ってから懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。
マクベスと共に必死に過ごした日々は楠木にとっても掛けがえのない時間だったがその日々も色あせて3人との距離も次第に離れて行った。
一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることを知った里穂子(有村架純)。
2人は些細な言い合いから冷戦状態になってしまう。...
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瞬太(神木隆之介)が働く焼鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は
5年前マクベスに出会ってから懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。
マクベスと共に必死に過ごした日々は楠木にとっても掛けがえのない時間だったがその日々も色あせて3人との距離も次第に離れて行った。
一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることを知った里穂子(有村架純)。
2人は些細な言い合いから冷戦状態になってしまう。
そんな中、つむぎの働くスナックにやってきた楠木に名刺をくれと言うつむぎ。
里穂子に言われた些細な一言がきっかけでマネージャーになろうと考えたのだった。
実家の酒屋を継ぐために頑張る潤平(仲野大賀)だが商売を継ぐことの
現実に直面する。姉(木村文乃)はそんな潤平の頑張りを見ていて・・・
里穂子もファミレスを辞めて就職、つむぎは里穂子の家を出ることになり
マクベス周辺も変化が訪れる。
そんな中、解散ライブの日は刻一刻と迫っているのだった。
誰かを支えることは自分の支えにもなっている。
がんばる姿を見てくれている人は必ずどこかにいる、
というお話。
今回も巧みに張り巡らされた糸がふれあい、絡まり、弾き合うような物語でした。
心の琴線に触れまくり、見た後も余韻が残る、そんなドラマです。
今回は頑張っている姿は意外なところで見てくれている人もいる。
支えてる側の人も支えている人から力をもらっているというお話。
決して大げさな話ではないのですがじんわり沁みます。
マクベスのマネージャー・楠木は実は歌手になりたかったのですが
社長から歌手になるよりマネージャーがむいていると言われ
転向した過去がありました。
支える側の人間になったけどどこか歌手を続けていたら・・・という
未練はあったのかもしれません。
中村倫也さんの何気ない表情に、そんな楠木の気持ちが見え隠れしていました。
情熱を持って進むマクベスの3人と一緒に必死になっていた日々。
そんな日々も過ぎ去り過去になったけど
自分もまるで4人目のマクベスみたいに夢中になれたあの日を思い出している楠木。
それはマクベスの励みになっただけでなく楠木にとってもかけがえのない日々でした。
今回もいいセリフ、場面目白押しでしたが
里穂子がベランダ越しに春斗(菅田将暉)と話した内容
就職を決めたのはほんの些細なことだけど些細なことで何か決めてもいいんじゃないか
些細なことが心に残ることは大事だと思う・・・という話、
楠木の「誰かに与えられたきっかけをいかに大事にするかで人生は大きく変わる」
というセリフが心に残りました。
そうだね、そうかもそうかも・・・とうなずきながら見てしまいました。
こうやって言葉にしっかり出してもらったことで、モヤっとと自分の中にあったことを
再認識できた感じでした。
素晴らしい脚本、素晴らし演技。毎回「じわっ」と涙が出てしまうそんなドラマ。
あと2回なんて寂しすぎる。これからどうなるんだろうと思う一方
何も変わらずこのままで終わらないで・・・と思う気持ちがせめぎ合います。
あと2回大事に見ないとですね!
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「着飾る恋には理由があって」第7話 6月1日(火)22時ー
真柴(川口春奈)はやりたいことはやれ、という駿(横浜流星)のアドバイス通り
以前から気になっていたランプの買い付けをするため生まれ故郷の初島へ向かう。
しかしランプ工房の主人に提案を拒否され真柴は落胆する。
そんな中、真柴を支援するために祥吾(向井理)が初島へやってくる。
真柴の母すみれ(工藤夕貴)は真柴と祥吾の仲を疑うが
なぜか駿も初島へやってきてとんでもない状況に。
東京では陽人(丸山隆平)が羽瀬(中村アン)の絵のモデルになってから
モヤモヤとした感情を引きずっていた。...
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真柴(川口春奈)はやりたいことはやれ、という駿(横浜流星)のアドバイス通り
以前から気になっていたランプの買い付けをするため生まれ故郷の初島へ向かう。
しかしランプ工房の主人に提案を拒否され真柴は落胆する。
そんな中、真柴を支援するために祥吾(向井理)が初島へやってくる。
真柴の母すみれ(工藤夕貴)は真柴と祥吾の仲を疑うが
なぜか駿も初島へやってきてとんでもない状況に。
東京では陽人(丸山隆平)が羽瀬(中村アン)の絵のモデルになってから
モヤモヤとした感情を引きずっていた。
ある時思い切って羽瀬の気持ちを聞いてみた陽人だが・・・
そして駿は2年前自分のせいで閉店してしまったレストランが場所を変えて営業している
ことを知り後悔の念にさいなまれる。
真柴の故郷、初島になぜか葉山社長も駿も集結!
貝殻のランプ買い付けは上手くいかなかったけれど
葉山社長と面と向かったことで駿は真柴への想いをさらに固くしたかも。
しかし葉山社長はつかみどころがなく人の懐にスッと入ってしまう人ですね。
「凪のお暇」で言えばゴンさんみたいな。
葉山社長も駿の存在で真柴への想いを自覚したみたいで
本格的に三角関係に突入か??
真柴の母、すみれ役の工藤夕貴さん。素敵でした!
もう27歳の娘がいる役をやるんですね。
とても若く見えますが御年50歳。
金髪でポップな服の明るいお母さんですが娘を思う気持ちにあふれていてあったかい母でした。
若作りな服装と歳相応な雰囲気を同居させてとてもリアルな人物像が出来上がっていました。
こんなお母さんいそう。
真柴と葉山、駿とごはんを食べるシーンはすっかり工藤夕貴さんのペースで場を支配していましたね。
豊かに流れ出る感情をわざとらしくなく自然に表現する素晴らしい演技でした。
ラスト、船で東京に戻る真柴を激励するシーンは涙涙でした。
真柴さん、またお母さんの所に帰省してあげてね・・・としんみりしました。
そんなこんなで真柴への想いを募らせた葉山と駿は東京に帰ってどういう行動に出るのか。
真柴の気持ちは駿にあると思うのですがね
駿自身が元カノの出現に心揺らせていて不安定になっているのがちょっと心配。
駿が過去に決着をつける日も近いのか。
来週は波乱の予感?!
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「青天を衝け」第16回 NHK 5月30日(日)
篤太夫(吉沢亮)と成一郎(高良健吾)は円四郎(堤真一)に命ぜられ一橋家の兵と家臣を募るため関東に出向く。
2人はかつての同志・真田範之助(板橋駿谷)に会い一緒に働くことを勧めるが一蹴されショックを受ける。
血洗島村では惇忠(田辺誠一)と平九郎(岡田健史)が水戸騒動に関わった嫌疑をかけられ連行され惇忠は牢に入れられる。
一方、京都では土方歳三(町田啓太)ら新選組が池田屋を襲撃攘夷派藩士の怒りは徳川慶喜(草なぎ剛)と円四郎に向かっていく。
円四郎さま・・・
青天を衝けきっての愛されキャラだった円四郎さまが水戸藩士の手により暗殺されてしまいました。
史実なのでこの流れは致し方ないのですがいざ直面してみるとショックは大きく
SNS上には視聴者からの悲痛な叫びが多く投稿されました。
さすが大河ドラマ、影響力が大きいですね。
円四郎のキャラクターは本当に魅力的で演じる堤真一さんの粋でキュートなキャラクターも相まって
人気絶大だったと思います。
思いやりにあふれ知己に富み義理人情に篤い良い男でした。
妻のやす(木村佳乃)の悲しみやいかに。
円四郎の暗殺シーンはたっぷりと、死に際もかっこよくかつエモーショナルに。
時代劇のだいご味がありました。
円四郎をかばって藩士と切りむすぶ川村恵十郎(波岡一喜)さんの演技は泣けました。
波岡一喜さんはそれほどセリフはないのですがそのたたずまいと面構えで目を引きました。
また、自分に人が褒めるような輝きはないと語る慶喜と円四郎のシーンは良かったです。
慶喜の聡明さが際立つシーンで演技も素晴らしかったと思います。
故郷に戻りたくても戻れない篤太夫と成一郎。これからどうなるのか…
数々の事件が同時多発的に起こって情勢が激しく変化する時代。
時代背景を理解していくのも大変ですが歴史の勉強にもなりますし
幕末の面白さが存分に盛り込まれて引き込まれてしまいます。
歴史を復習しつつ次回放送を心待ちにしたいと思います。
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