「IP~サイバー捜査班」第1話 テレ朝 7月1日(木)20時- 初回2時間SP
京都府警本部が新たに設立した「サイバー総合事犯係」略して「そうじ係」。
サイバー犯罪立ち向かうべく最先端の機器とスキルを武器に捜査を行い逮捕権も持つ「画期的部署」。
しかし逮捕権はあるものの回ってくる仕事はネット犯罪の下調べや後片付けなど面倒な事案ばかり。まさに「お掃除係」という立場に甘んじている。
しかも主任の安洛一誠(佐々木蔵之介)は超デジタル人間で畳敷きの部屋にこもって羽織をまとった姿でPCを操り「0か1で割り切れない感情に支配されるのは時間の無駄」と言い放つ変わり者。...
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京都府警本部が新たに設立した「サイバー総合事犯係」略して「そうじ係」。
サイバー犯罪立ち向かうべく最先端の機器とスキルを武器に捜査を行い逮捕権も持つ「画期的部署」。
しかし逮捕権はあるものの回ってくる仕事はネット犯罪の下調べや後片付けなど面倒な事案ばかり。まさに「お掃除係」という立場に甘んじている。
しかも主任の安洛一誠(佐々木蔵之介)は超デジタル人間で畳敷きの部屋にこもって羽織をまとった姿でPCを操り「0か1で割り切れない感情に支配されるのは時間の無駄」と言い放つ変わり者。しかし頭脳とサイバー犯罪に関する知識や捜査スキルはずば抜けている。
そんな「総事係」に配属された新人刑事古宮山絆(福原遥)。
絆は母親から残された1葉の写真から安洛が父親かもしれないと考え配属を希望したのだった。
総事係メンバーは個性派ぞろいで元捜査一課・多和田昭平(間宮祥太朗)、係長で安洛の上司なのに腰が低い平塚栄太郎(杉本哲太)、自由な雰囲気の映像解析担当・川瀬七波(堀内敬子)、ヲタクキャラの情報解析担当・岡林琢也(吉村界人)らが日々サイバー犯罪と戦っている。
佐々木蔵之介さんがサイバー犯罪に挑む新ドラマ。初回は2時間たっぷりの拡大版でした。
キャストがなかなか新鮮な感じで組み合わせも目新しく今後が楽しみ。
福原遥さんが2番手の新人刑事というメインの役を演じているのも見どころです。
3番手の位置に間宮祥太朗さんがッチリ固めています。
間宮さんのお芝居は安定して見やすく素晴らしいですね。杉本哲太さんとのシーンは安心してみていられました。
間宮さん、最近いろいろな役に挑戦していて楽しいです。
初回は2時間もあってかなりボリュームたっぷりな内容でしたがドラマの面白さは伝わったかと思います。
安洛のちょっと変わった人物像は「遺留捜査」の上川隆也さんをほうふつとさせる感じ?
京都府警であることも前面に出し、安洛が自転車通勤しているルートも京都らしい場所になっています。
劇伴の曲も京都っぽい和風の旋律がありましたね。
これからドラマが軌道に乗ってくればいろいろ遊びの部分が出てきそうな雰囲気でした。
目指せ捜査一課長、科捜研って感じですかね。
ドラマの個性が出てくるのはこれからでしょうから、今後も大いに期待して楽しみたいと思います。
私好みの一風変わったドラマであることは間違いないので続けてみる価値はあると思いました。
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「着飾る恋には理由があって」第10話 TBS 6月22日(火)22時ー
自分の全てを注ぎ込んできたインスタが炎上したことから
SNSが怖くなりどうしていいかわからなくなってしまった
真柴(川口春奈)。
苦しい時にはかつて片思いしていた祥吾(向井理)を頼ってしまう真柴。
真柴が自分の方を完全に向くことはないと知りながら力になってくれる祥吾。
真柴は現在気になる相手の駿(横浜流星)には素直になれず、駿も真柴の弱った心を温かく包み込んで
やることができない。...
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自分の全てを注ぎ込んできたインスタが炎上したことから
SNSが怖くなりどうしていいかわからなくなってしまった
真柴(川口春奈)。
苦しい時にはかつて片思いしていた祥吾(向井理)を頼ってしまう真柴。
真柴が自分の方を完全に向くことはないと知りながら力になってくれる祥吾。
真柴は現在気になる相手の駿(横浜流星)には素直になれず、駿も真柴の弱った心を温かく包み込んで
やることができない。
駿も自分がずっと逃げていた夢の実現に向かいあうことに臆病になっていた。
シェアハウスのメンバーもそれぞれ葛藤を抱いている。
シェアハウスのオーナー、香子(夏川結衣)は元夫の礼史とやり直すか踏ん切りがつかない。
陽人(丸山隆平)はアートの道をあきらめようとしている羽瀬(中村アン)をなんとか支えて
絵を続けて欲しいと思うが羽瀬の気持ちとはどんどんかけ離れていってしまう。
SNSを題材にした非常に現代的なドラマでした。
インスタでフォロワー10万人のインフルエンサーが主人公なんていうのはちょっと前には
存在しなかったキャラ。ドラマは時代を映す鏡なんだなと実感しました。
SNSの炎上が人の命を奪うこともある時代、ネットやSNSとの付き合い方は実際に人と人と生の交流
をするよりずっと難しい面もあります。
ネットで傷ついた心を癒してくれるのはやっぱり生身の人間なんでしょうか。
真柴が着飾ってきたのは身近にいる駿やSNSの向こう側にいる生身の人たちのためだったんですね。
ラスト、それぞれの登場人物がなにか1つの成功を追い求めずに
自分なりの生き方を見つけ、人生に折り合いをつけていく方向に進んだのも
現代的だなぁと思いました。
いわゆる“成功”にたどり着きずらい現代、ひと昔前の価値観の“成功”を追い求めても心を病み苦しくなるだけ。
自分が笑顔でいられることが一番の成功なんだというメッセージに集約し
5年後に真柴と駿が結婚して娘が生まれたというエンディングもすんなり心に落ちてきました。
恋愛もののドキドキ感もありつつ、落ち着いた内容で全話完走できました!
脚本、演出ともに良質でよいドラマでした。
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「着飾る恋には理由があって」第9話 TBS 6月15日(火) 22時-
真柴(川口春奈)と駿(横浜流星)で出かけるはずだったレストランデートだが駿は仕事で間に合わず。
真柴は祥吾(向井理)と出かけることに。
急いで駆けつけた駿は道の向こうで真柴達を発見するが声をかけられない。
真柴のインスタでステマ疑惑が浮上。
インスタは炎上。
真柴はメンタルが弱りSNS更新もままならない。
インフルエンサーの立場を一旦離れ店舗に異動するが上手くいかない。
駿の元に北海道で店を任せたいというスポンサーが現れ心が揺れる駿。...
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真柴(川口春奈)と駿(横浜流星)で出かけるはずだったレストランデートだが駿は仕事で間に合わず。
真柴は祥吾(向井理)と出かけることに。
急いで駆けつけた駿は道の向こうで真柴達を発見するが声をかけられない。
真柴のインスタでステマ疑惑が浮上。
インスタは炎上。
真柴はメンタルが弱りSNS更新もままならない。
インフルエンサーの立場を一旦離れ店舗に異動するが上手くいかない。
駿の元に北海道で店を任せたいというスポンサーが現れ心が揺れる駿。
真柴に話すと着いて来たいと言う。
駿はそれは現状から逃げたいだけで後ろ向きな考えだと言うと真柴は怒ってしまう。
どうにもならなくなった真柴は祥吾に全てを打ち上け涙を流すのだった。
駿のことが好きなのについ祥吾に頼ってしまう
真柴。
自分は2番手だと全部分かっていながら優しくする祥吾。幸せになれるチャンスが来ると自分から
壊れるように振る舞ってしまう駿。
複雑な心境が絡み合い…
見ている方は「ああすればいいのにー」「こうすればいいのにー」と思っちゃうけど
なかなかスッキリ行かず。
祥吾社長の優しさが哀しい。
真柴もついつい甘えてしまうのでしょう。
駿に北海道に着いてくるのは逃げ、と言われてから祥吾に会いに行くまで、なんだか真柴がとってもかわいそうになっちゃいましたね。
真面目で一生懸命仕事して、ついにいっぱいっばいになってしまった。
聞いてくれる祥吾がいたのは良かったけど
もう、休んで!真柴!しか言えない。
最終回前にシェアハウスの皆がモヤモヤを抱えている状況でこちらもハラハラですよ。
なんとか立ち直ってほしいな。
駿も色々がんばれ!
シットリした星野源の曲「不思議」がドラマのテイストにハマっています。
来週もじっくりと見たいとおもいます。
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「コントが始まる」第9話 日テレ 6月12日(土)22時-
無事に梨穂子(有村架純)の就職先が決まりマクベスの聖地・ポンペイで
奈津美(芳根京子)とともに就職祝いをするマクベスの3人。
瞬太(神木隆之介)は解散したら旅に出ると宣言する。
潤平(仲野太賀)は奈津美の実家へ結婚の挨拶のことを尋ねられる。
潤平は高校時代の奈津美の元カレで現在新進気鋭の実業家の小林勇馬(浅香航大)の
存在がまだ心に引っかかっている。
一方、春斗(菅田将暉)は引きこもりの後印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会する。...
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無事に梨穂子(有村架純)の就職先が決まりマクベスの聖地・ポンペイで
奈津美(芳根京子)とともに就職祝いをするマクベスの3人。
瞬太(神木隆之介)は解散したら旅に出ると宣言する。
潤平(仲野太賀)は奈津美の実家へ結婚の挨拶のことを尋ねられる。
潤平は高校時代の奈津美の元カレで現在新進気鋭の実業家の小林勇馬(浅香航大)の
存在がまだ心に引っかかっている。
一方、春斗(菅田将暉)は引きこもりの後印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会する。
いい時と比べて地味な会社で地味な仕事をしている兄だが
手を差し伸べてくれた人を喜ばせるために頑張っている、それが自分の満足になるという兄の言葉に
耳を傾ける春斗。
一方潤平はついに奈津美の実家へ挨拶へ。
父親(でんでん)は柔和な笑顔で迎えるがひと悶着あって。
高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待された春斗と瞬太。
真壁の息子・太一から
「夢は持たない方がいいの?失敗したら大変だから」と聞かれた瞬太は
「俺たちは失敗してないよ」「時間切れになっただけ」と答える。
自分たちが頑張っていたことを見ていてくれた真壁先生がバーベキューに呼んでくれたりして
芸人をやっていたことで人と人とのつながりをたくさん作ることができた
それこそが成功だと話す瞬太。
ファミレス・メイクシラーズでの最後の打ち合わせが終わった早朝
マクベスの3人はあらためてファンでいてくれた里穂子に挨拶するのだった。
人生の勝ち負けって?
誰もが成功したと思っている人も自殺してしまったり誰にも言えない悩みがあったり
何が成功かは個々の価値観。
そんなことを考えさせられる第9話でした。
太一からの質問に俺たちは失敗していないと答えられる瞬太、いいなと思いました。
一度ゲーマーとして頂点を極めた経験がある瞬太だから
成功とはどういうものか他の2人より知っているのかもしれない。
本当の成功とは満足とは幸せとは何か、わかっていれば絶望することはなくなるかもしれない。
春斗の兄の俊春も「人生休むのもまんざらじゃない」と言っていましたが
引きこもりというマイナスイメージの経験でもちゃんとその後の人生の役にたっているのだから
経験することこそが成功なのだと感じました。
太一が歯医者に行ったらやってなかった、というのが
歯医者がいない→敗者がいないという意味だったとする考察があるようで・・・
なんて素敵な脚本なんでしょう。
ちょっとしたスパイスの入れ方、おしゃれで感心してしまいます。
役者陣の演技も自然すぎてうまいとか下手とか分からないレベルで
純粋にドラマの内容に入り込んでしまいます。
最終回まであと1回。マクベスの冒険もあと少しで終わります。
最後の物語も楽しみにしています。
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「ドラゴン桜」第7話 TBS 6月6日(日)21時ー
東大専科の7人が模試を受けることになった。
模試で合格の見込みがないと判断された者は専科をやめなければならない。
桜木(阿部寛)が出したあまりにも高いハードルに生徒たちは混乱し
水野(長澤まさ))も不安に襲われる。
模試に備え新たに桜木が招へいした英語の教師・由利杏奈(ゆりやんレトリィバァ)による
驚くべき英語リスニングの勉強法が始まる。
さらに桜木は模試に役立つ「東大模試6か条」を授けるが
奈緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)は焦りから追い詰められていた。...
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東大専科の7人が模試を受けることになった。
模試で合格の見込みがないと判断された者は専科をやめなければならない。
桜木(阿部寛)が出したあまりにも高いハードルに生徒たちは混乱し
水野(長澤まさ))も不安に襲われる。
模試に備え新たに桜木が招へいした英語の教師・由利杏奈(ゆりやんレトリィバァ)による
驚くべき英語リスニングの勉強法が始まる。
さらに桜木は模試に役立つ「東大模試6か条」を授けるが
奈緒(南沙良)と天野(加藤清史郎)は焦りから追い詰められていた。
試験当日、プレッシャーに押しつぶされそうな7人はそれぞれの思いを胸に会場へ向かっていった。
一方、海龍学園では先代理事長・恭二郎(木場勝己)が新たな動きを見せていた。
この段階で模試を受けるなんて!!
けっこう大胆・・・しかも見込みのないものは東大専科を追い出されるなんて・・・
7人の緊張感が半端ないのも無理はない。
特に成績に自信がない沙良と天野の動揺は激しかったですね。
試験当日、弁当を食べる元気もないほど緊張してしまった沙良ですが
周りを見るとみんな平気でご飯をもりもり食べています。
案外受験で勝っていくために必要なのが学力より胆力なのかもしれませんね。
緊張しながらも当日力を出し切るというのはスポーツの試合にも通ずるものがあると
楓(平手友梨奈)も言ってました。
結果はA判定が出たのは真麻(志田彩良)だけ。
ショックを受けるメンバーでしたが桜木は「この結果は全く気にすることはない
たとえE判定が出ても東大受験をやめないということは十分に合格の見込みがある」
と励ましました。
「E判定だったらクビとは俺は1回も言ってないぞ」と桜木先生。
たしかにー!
思い込みってこわい。
今回は英語の先生役でゆりやんレトリィバァさんが登場。
あり得ないくらいのポップな先生でしたがこの勉強法効果ありそうですね。
とにかく聞く、聞いて口に出す。
授業をどんなに受けてもアウトプット、確認の繰り返しをしないと絶対身につかない
これは真実でしょう。しかしなかなか1人ではできないんですよね
集団で受験に臨む理由がまた見つかったような気がしました。
今回もぶっ飛んだ内容でしたがテンポも良く見やすいのはいつものとおり。
そんな中でも普通の家に生まれたことをありがたく思わない麻里に対して
「普通に生まれたなんて本当に運がいい。それに気づかず過ごしたら
幸運を逃すことになるぞ」と桜木先生が語った内容が心に残りました。
ラストで前理事長と密会を行う坂本(林遣都)たち・・・
怪しい雲行き、新キャラ登場?とまたまた目が離せない展開になりそうです。
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