「二月の勝者」第3話 日テレ 10月30日(土) 22時-
桜花ゼミナール吉祥寺校の一番の秀才、
前田花恋がルトワックに転塾か?!
講師たちは焦るが校長の黒木蔵人(柳楽優弥)は
「放っておきましょう」と一言言うだけだった。
ルトワックを見学した花恋は講師の灰谷(加藤シゲアキ)から成績トップのSクラスへの編入を約束され体験授業を申し込む。
その後、桜花ゼミナールに来なくなった花恋を心配する佐倉(井上真央)の元に花恋の母親、麗子(高岡早紀)が面談に訪れる。...
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桜花ゼミナール吉祥寺校の一番の秀才、
前田花恋がルトワックに転塾か?!
講師たちは焦るが校長の黒木蔵人(柳楽優弥)は
「放っておきましょう」と一言言うだけだった。
ルトワックを見学した花恋は講師の灰谷(加藤シゲアキ)から成績トップのSクラスへの編入を約束され体験授業を申し込む。
その後、桜花ゼミナールに来なくなった花恋を心配する佐倉(井上真央)の元に花恋の母親、麗子(高岡早紀)が面談に訪れる。
花恋は勉強ができるあまり学校で教師や同級生と上手く行っていないという…
ルトワックの体験授業に参加した花恋は自信満々だったがあまりのレベルの高さにプライドをへし折られ意気消沈、学校もサボってしまう。
そんな花恋を公園で見かけた黒木は「花恋はみんなの女王として輝ける環境の方が力が出せる」と話す。
ルトワックと桜花ゼミナールの生徒争奪戦、
そしてレベルの高い塾で己を追い込めば結果は出るのか、というようなことが描かれた第3話でした。
花恋ちゃんの上昇志向はすごい。
こういう負けん気が強くて己を信じられる子どもが受験に向いているのでしょうね。
しかし今回はその性格がアダになり自傷に至ってしまいました。
佐倉先生は塾講師としては頼りないかもしれませんが生徒たちのことをよく見て想像できる良い先生ですね、
今回も花恋ちゃんの自傷行為に気付き彼女を救うきっかけになりました。
塾はとにかくレベルの高い所を選んで競争すれば成績が伸びると言うものではないんですね。
自分を伸ばす環境というものがそれぞれある、という事を黒木先生は花恋ちゃんに教えました。
褒められて伸びるタイプってことでしょうか。
また、先週気になっていた黒木先生がキャバクラに通ってる?!という匂わせは
年齢性別問わず色々な人に勉強を教えていました、という結論でした。
予想どおりで意外性はなかったかな・・・
でも黒木先生の人となりは伺え知れました。
黒木先生の花恋ちゃんを桜花ゼミナールに戻すテクニックはすごいですが
それが本心からなのか、営業トークなのかは分からず・・・
まだまだ謎の多い黒木先生ですが
悪いどうやら悪い人ではなさそうで・・・
これからも何か起こりそうな雰囲気。
無事受験の日を迎えられるか見続けたいと思います。
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「SUPER RICH」第3話 フジ 10月28日(木)22時ー
氷河衛(江口のりこ)はオフィスビルを引き払い、従業員を整理して古い一軒家を借り、新生「スリースターブックス」を始めることにした。
衛についてきた社員たちに加えて何故か春野優(赤楚衛ニ)がついてきた。
不思議に思う社員たち。
タダで雑用でも何でもやるので好都合だと
衛は優を重宝しているようだが会社に住むと聞いた空(町田啓太)は気が気ではない。
新生スリースターブックスの新事業として
衛は漫画コンクールを開催することを提案。...
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氷河衛(江口のりこ)はオフィスビルを引き払い、従業員を整理して古い一軒家を借り、新生「スリースターブックス」を始めることにした。
衛についてきた社員たちに加えて何故か春野優(赤楚衛ニ)がついてきた。
不思議に思う社員たち。
タダで雑用でも何でもやるので好都合だと
衛は優を重宝しているようだが会社に住むと聞いた空(町田啓太)は気が気ではない。
新生スリースターブックスの新事業として
衛は漫画コンクールを開催することを提案。
さらに最近マンガを発表していない作家や
往年の名漫画家にオファーすることになり
衛は誰もが知っているが近年は作品を発表していない北別府K(松田美由紀)に目をつけていた。
バリバリの女性実業家役に江口のりこさん。
今はオフィスを引っ越してボロい一軒家で再起を伺っている。
お金、ジェンダー、年齢、格差の問題が
満遍なくちりばめられていてチョイチョイ刺さるセリフがあって引きつけられて見てしまいました。
江口さん40代、赤楚さん20代だと思いますがそんな2人の間にある世代間格差、
元々持っている価値観の違いが浮き彫りに…
次世代型ドラマの雰囲気。
中年世代に向けてのメッセージもたくさんありました。
衛と優がちょっといい感じになっているのは
若干ご都合主義的かなぁと感じましたが
たとえ年齢の差があっても素敵だと思う人には
素敵と伝えよう、みたいなことでしょうか。
また、今回は大御所漫画家の北別府さんが
ベテランだからこその悩みを抱えている姿も描かれました。
いくつになってもゼロからのスタートを切れるって素晴らしいことじゃん!!という
中年世代に対する応援にも感じられました。
既存のドラマらしさより、この「スーパーリッチ」制作チームらしいドラマ作りをしている姿勢が感じられ、好感を持ちました。
テーマが多すぎてとっちらかることなく
今後続いて行って欲しいです。
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「日本沈没-希望のひと-」第3話 TBS 10月24日(日) 21時-
関東沈没が1年以内に始まるという田所博士(香川照之)の分析報告を官邸で聞いた天海(小栗旬)は
対策の緊急性を強く訴える。
しかし里崎副総理は田所博士を詐欺よばわり、東山総理(仲村トオル)も決断できないでいた。
未来推進会議では関東沈没を議題に検討会議が開かれ、その席で天海が地球物理学の権威である
アメリカのジェンキンス教授が田所博士の説を
支持したことを告げると場は一気に緊迫感を増した。...
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関東沈没が1年以内に始まるという田所博士(香川照之)の分析報告を官邸で聞いた天海(小栗旬)は
対策の緊急性を強く訴える。
しかし里崎副総理は田所博士を詐欺よばわり、東山総理(仲村トオル)も決断できないでいた。
未来推進会議では関東沈没を議題に検討会議が開かれ、その席で天海が地球物理学の権威である
アメリカのジェンキンス教授が田所博士の説を
支持したことを告げると場は一気に緊迫感を増した。
国民にどう伝えるか、各省庁で意見が割れ
天海と常盤(松山ケンイチ)の意見も割れてしまう。
経済か、国民の命か…
天海が決断へ踏み出した。
いよいよ関東沈没は免れない事態のようで…
田所博士は今、孤軍奮闘していますが
米国のジェンキンス教授という力強い後ろ盾を得て、政府高官も認めざるを得ない雰囲気に
なってきています。
そんな中でも里城副総理は
自分に利があるように動き、国民の命は
2の次3の次。
リアルな社会でもこんな事、あるんじゃないかな?関東沈没というインサイダー情報を得て
最初にやるのが私腹を肥やすって、悪どすぎる!
里城副総理のキャラが実在の政治家に何となく
かぶるような作りがニクイ演出。
記者・椎名(杏)の役割も
天海と付かず離れず。
味方だとは思うけどまだ気が抜けない。
なかなか面白い立ち位置でこれからどうなるのか
気になります。
最後に天海が思い切った策にでるのですが
これが吉と出るか凶と出るか?
国民の危機に際して一部の政治家や官僚が
机上の空論で協議したことも自然災害の脅威の前には崩れ落ちてしまうのでしょうか。
これから天海のようなリアリストで行動力のある人間に救われる…という展開になるか分かりませんが、現在の社会情勢とリンクする所が多々あり、見ていてちょっと空恐ろしくなる、そんなドラマです。
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「二月の勝者ー絶対合格の教室ー」第2話 日本テレビ 10月23日(土)22時ー
新学期が始まったばかりの桜花ゼミナール吉祥寺校。
校長・黒木蔵人(柳楽優弥)の過激な言動に圧倒されながらも
新任講師として働き始めた佐倉麻衣(井上真央)だったが
担任のRクラスの成績はさんざんな結果に。
中でもいつも窓の外をぼーっと眺めている加藤匠(山城琉飛)の答案は0点だった。
なんとか加藤はじめRクラスの生徒たちのやる気を出させたい佐倉だが
黒木には「Rクラスはお客様。一生懸命にならないでください」と言われてしまう。...
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新学期が始まったばかりの桜花ゼミナール吉祥寺校。
校長・黒木蔵人(柳楽優弥)の過激な言動に圧倒されながらも
新任講師として働き始めた佐倉麻衣(井上真央)だったが
担任のRクラスの成績はさんざんな結果に。
中でもいつも窓の外をぼーっと眺めている加藤匠(山城琉飛)の答案は0点だった。
なんとか加藤はじめRクラスの生徒たちのやる気を出させたい佐倉だが
黒木には「Rクラスはお客様。一生懸命にならないでください」と言われてしまう。
その後。加藤匠の母(堀内敬子)との面談で
匠が中学受験に向いていないのではないかと相談を受ける。
なんとかやる気を出させたい佐倉だがついに匠は塾をサボり
両親は匠を退塾させると申し出る。
窓の外をぼーっと眺めている加藤くんだが
実は彼は、塾から見える線路のほぼすべてのダイヤを覚えるほど電車好きで
自分の好きなことに使う時間が欲しいと考えていることが分かった。
黒木は鉄道同好会の活動が活発な中学を紹介し
「今からでも十分成績は伸ばせる」と数字の根拠を出して両親を説得するのだった。
謎がいっぱいの黒木先生。名門塾のルトワックを辞めたことにはワケがあるみたいですね。
桜花ゼミナール社長(岸辺一徳)と何らかの金銭的やり取りもあるみたいな・・・?
佐倉先生の行き当たりばったり的なやり方に「一生懸命にならないで」と意味深な言葉をかけますが
佐倉先生には真意が伝わっていなかったみたい。
もうちょっと具体的に伝えてあげてー!と思いますが、黒木先生は意地悪や儲け主義の考えで
そのような発言をしたわけではないみたい。
その子たちに合った勉強への導き方があって一番下のクラスはまず勉強を好きになってもらうことが
大事ということらしい。
また黒木先生は親の心をつかむのも上手で、母親の苦労をまるで見てきたかのように
思いやった発言で母親の涙を誘います。
これが業務上の作戦なのか、本心の思いなのか全く不明。
不気味な黒木先生・・・
さらに番組最後には急にキャラ変してキャバクラに入っていく黒木先生!!
なんなの?!
黒木先生の本当の姿はまだまだベールに隠されているみたいですね。
受験関連だけでなく黒木先生とその周辺も興味深い展開が期待されます。
また、優等生役の田中絆菜さん、市川海老蔵の娘、市川ぼたんさん、加藤匠役の山城琉飛さんら
子役の芝居がうまい。
最近の子役はますます演技が上手になっていてこれも見どころかな、と思います。
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「ドクターX」第2話 テレビ朝日 10月21日(木)21時ー
特効薬もワクチンもない感染症にかかった患者を命がけで救い
自らも感染してしまった大門未知子(米倉涼子)。
なんとか一命は取り留め外科医として完全復帰を目指しリハビリの日々を送っていた。
しかし手術はまったくさせてもらえず・・・
そんな中、感染症の拡大で世間から注目され今や飛ぶ鳥を落とす勢いの感染症専門医で東帝大病院内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は米国からスーパードクターの呼び声も高い
脳外科医・興梠広(要潤)を招へいする。...
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特効薬もワクチンもない感染症にかかった患者を命がけで救い
自らも感染してしまった大門未知子(米倉涼子)。
なんとか一命は取り留め外科医として完全復帰を目指しリハビリの日々を送っていた。
しかし手術はまったくさせてもらえず・・・
そんな中、感染症の拡大で世間から注目され今や飛ぶ鳥を落とす勢いの感染症専門医で東帝大病院内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は米国からスーパードクターの呼び声も高い
脳外科医・興梠広(要潤)を招へいする。
一方、今や肩身の狭い立場で分院に押しやられている外科分院長・蛭間重勝(西田敏行)は
気晴らしのために外科医・加地秀樹(勝村正信)、海老名敬(遠藤憲一)を伴い
銀座のクラブへ。
しかし楽しい時間もつかの間、長年懇意にしてきたママの麻也子(夏川結衣)がめまいを起こして倒れてしまう。
蛭間は急きょ東帝大病院の特別室を用意し検査入院の手配を整える。
まもなく入院した麻也子のもとに内科部長・蜂須賀がやってくる。
麻也子は蜂須賀のことを15年前、蛭間のかばん持ちとして苦汁をなめていた時代から知っていたのだ。
今や蛭間を分院に追いやり権力を持った蜂須賀は麻也子の担当医を興梠に任命。
未知子は検査結果に不安を持ちもっと詳しく調べるべきと主張するが蜂須賀は耳を貸さず・・・
コロナ後の世界が描かれているドクターX。
誕生からはや10年の人気シリーズは冒頭から未知子がコロナと見られる感染症に感染してしまう
衝撃の展開でした。
医療ドラマである以上この感染症の時代を真っ向から描いていこうという姿は好感が持てます。
コロナはドラマの世界にも大きな影響を与えています。
日常生活と大きく離れ、登場人物はマスクなし、感染症の影も見えないドラマがほとんどで
視聴者側は無意識のうちに「これはフィクションだから」と脳内補正して見ていました。
でもちょっとモヤるのも否めない・・・
そんな中、コロナの時代の真っただ中を生きる大門未知子の姿はかっこいいの一言しかないです。
感染症から復帰して指の鍛錬や基礎的な手術のテクニックを一からやり直す未知子の姿は
まるでアスリート。しかし感染症の影響で手術件数は激減しており手術は取り合い状態となっています。
新シリーズも単純明快!勧善懲悪!の見ていてスッキリな内容になっていて大満足でした。
登場人物もおなじみのキャラに加え、ドクターXの世界観にピッタリな俳優をキャスティング。
皆さま高齢化が進んでいるのは否めませんが
その分、熟練の演技をこれでもかと見ることができ、大満足の内容でした。
西田敏行さんの演技なんてすばらし過ぎて
感動です!あの脱力感、画面の中で縦横無尽に遊び回る姿は見ていて唸るばかり。
敵役の要潤さんも憎ったらしい小物感満載で最高でした。
米倉涼子さんの圧倒的美貌も健在です。
分かりやすくて面白い、ドクターXは
やっぱり裏切らない!
楽しい1時間を過ごせました。来週も期待しています。
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