「二月の勝者」第6話 日テレ 11月20日(土) 22時ー
夏期講習中の桜花ゼミナール吉祥寺校。
遊びに来た大森沙良(住田萌乃)はAクラスの不登校児・柴田まるみ(玉野るな)
に自分が通っている二葉女子学院の話をする。
自由な校風に興味を持ったまるみだが偏差値の高い二葉女子学を受験することは
かなりハードルが高い。しかしまるみは学習に意欲を見せ
人生初の外泊となる夏合宿にも参加することを決めた。
まるみが黒木(柳楽優弥)に二葉女子学院を受験したいと相談すると
最上級クラスの選抜テストを受けるようアドバイスされチャレンジ、
見事昇格を果たした。...
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夏期講習中の桜花ゼミナール吉祥寺校。
遊びに来た大森沙良(住田萌乃)はAクラスの不登校児・柴田まるみ(玉野るな)
に自分が通っている二葉女子学院の話をする。
自由な校風に興味を持ったまるみだが偏差値の高い二葉女子学を受験することは
かなりハードルが高い。しかしまるみは学習に意欲を見せ
人生初の外泊となる夏合宿にも参加することを決めた。
まるみが黒木(柳楽優弥)に二葉女子学院を受験したいと相談すると
最上級クラスの選抜テストを受けるようアドバイスされチャレンジ、
見事昇格を果たした。
合宿では黒木の考えた部屋割りで過ごすことになっている。
黒木にはこの部屋割りについても考えがある模様・・・
まるみは天才肌で社交的な直江樹里(野澤しおり)に押し切られる形で
仲良くなっていく。
最初は戸惑っていたまるみだがフレンドリーで明るく素直な樹里と徐々に
仲良くなっていく。
まるみの性格も明るくなってきたように思えたが
佐倉(井上真央)はまるみが少し無理をしているのではないかと感じ
気にかけていた。
夏合宿を終え、家に帰るとまるみ母(月船さらら)の前で突然泣き出した。
「自分なんかに二葉は無理だ」とすっかり自信を無くした様子で…
今回、本当にいい話でしたねー
まるみ役と樹里役の2人の子役もすごく良かったです。
受験生といってもまだ小学6年生、精神的にいろいろな感情に押しつぶされることも
あるでしょう。
それを乗り越えることにも中学受験をする価値があるのかな、と感じました。
黒田先生は真逆の二人が仲良くすることで
成績面でも成長していくことを期待していたようです。
その期待に違わずまるみだけでなく樹里も成長しました。
もし万一うまくいかなかったら受験も失敗してしまう大勝負に思えますが…
黒田先生の経験値があればこのような作戦も成功に導けるのでしょうか!?
すごいです…
今回は樹里という子の素晴らしい資質にも注目でした。
樹里は楽しくパズルをするかのように勉強ができてしまう超天才型。
しかし自分がどんなに勉強ができても他の人のいい所を認めて
憧れを持ってフレンドリーに接することができる性格の良さも併せ持っています。
そんな樹里だったからこそ黒木先生もまるみと仲良くさせる作戦に出たのかもしれませんね。
桜花ゼミナールの生徒たちの個性もだんだん発揮されてきて
クラスのメンバーの活躍も楽しみになってきました。
まだ中心人物として描かれていない子どもたちもたくさんいるので
みんなにスポットが当たって欲しいです!
また黒木先生の別の顔が見られるスターフィッシュのことも
来週は触れられそう。
相変わらず探りを入れてくる灰谷先生(加藤シゲアキ)ですが
ついに真相にたどり着くのでしょうか?
来週も目が離せません!
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「科捜研の女」第5話 テレ朝 11月18日(木)20時ー
国際ピアノコンクールの日本最終予選の朝
審査委員長をつとめるドイツ人女性の遺体が
コンサートホールで見つかった。
榊マリコ(沢口靖子)は遺体の首に付着していた
赤い微物を採取。また遺体の歯に何か付着しているのを見つける。
事件当日は出場者3名が練習に訪れ
最後に調律師の和田(崎山つばさ)がピアノの調律を行ったと言う。
科捜研メンバーはピアノを徹底的に調査。
遺体の首に付着したものはピアノの調律に使われる赤いフェルトであることやピアノの構造上
弾いた痕がピアノ内部に残ることを突き止め
コンクール参加者の演奏のクセから犯人を突き止めようとする。...
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国際ピアノコンクールの日本最終予選の朝
審査委員長をつとめるドイツ人女性の遺体が
コンサートホールで見つかった。
榊マリコ(沢口靖子)は遺体の首に付着していた
赤い微物を採取。また遺体の歯に何か付着しているのを見つける。
事件当日は出場者3名が練習に訪れ
最後に調律師の和田(崎山つばさ)がピアノの調律を行ったと言う。
科捜研メンバーはピアノを徹底的に調査。
遺体の首に付着したものはピアノの調律に使われる赤いフェルトであることやピアノの構造上
弾いた痕がピアノ内部に残ることを突き止め
コンクール参加者の演奏のクセから犯人を突き止めようとする。
年齢制限が厳しいピアノコンクールを舞台に
入り組んだトリックで楽しめた1本でした。
容疑者たちはいずれも年齢制限ギリギリ。
最後のチャンスにかける者たちの
どうしてもピアニストになりたいという情熱が
過ちを犯させたのか?!
いつもと違って(笑)科捜研メンバーが
緻密な捜査で大活躍!!
ピアノの構造を細部まで理解して細かな証拠を掴む過程は素晴らしかったですね。
特に日野所長(斉藤暁)は各人の運指までしっかりチェックして犯人特定につなげる大活躍でした。
科捜研ファンとしては日野所長の活躍、とても
嬉しいです!
今回はいつになく土門さん(内藤剛志)や蒲原くん(石井一彰)も厳しい態度で捜査に臨んでいましたね。メンバー一丸となって事件解決につとめる感じが胸熱でした!
ピアニストを目指すも後がない者、
すでに夢破れた者…
様々な思惑が複雑に重なりあい
1つの道にこだわり、頂点を極めようという者たちの狂気や哀しみがよく伝わる良質な1本でした。
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「青天を衝け」第35回「栄一、もてなす」NHK 11月14日(日)
米国前大統領・グラントの来日が決まり栄一(吉沢亮)たちが民間を代表して
もてなすことになった。
栄一は夫人同伴が当たり前の西洋流を取り入れようと千代(橋本愛)や、よし(成海璃子)
にも協力を願い出る。
そこに大隈綾子(朝倉あき)、井上武子(愛希れいか)ら財界の夫人らも加わり
西洋式マナーの習得に悪戦苦闘する。
官民あげた歓迎は順調に進むが数日後、グラントが「渋沢家に行きたい」と言い出す。...
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米国前大統領・グラントの来日が決まり栄一(吉沢亮)たちが民間を代表して
もてなすことになった。
栄一は夫人同伴が当たり前の西洋流を取り入れようと千代(橋本愛)や、よし(成海璃子)
にも協力を願い出る。
そこに大隈綾子(朝倉あき)、井上武子(愛希れいか)ら財界の夫人らも加わり
西洋式マナーの習得に悪戦苦闘する。
官民あげた歓迎は順調に進むが数日後、グラントが「渋沢家に行きたい」と言い出す。
渋沢家では千代を中心にもてなしの準備が始まった。
西洋風のしきたりや洋装にキャッキャする
千代たち御婦人方のガールズトークが楽しい!
そんな中にも「西洋人の男性は優しくて女性を優先するけど、
体を締め付けるドレスやヒールの靴を履かせて、結局女を飾りに見ている」
という台詞もあり、チクリと心に刺さりました。
男性の活躍と同じく、女性たちの活躍も
欠かせなかったことが描かれています。
グラント将軍の歓迎会はたいそう大々的に
国をあげて行われましたが
今は現役大統領ではいグラント将軍をもてなす意味(国益)はないのではないか
という意見もあり少々困惑気味の栄一でした。
しかしグラント将軍が栄一の家を訪れたいと希望し
西洋風に家でおもてなししなくてはならなくなった時
千代の尽力もありおもてなしは大成功、
利益のあるなしに関係なく人と人とのつながり、暖かさ、真の交流が実現しました。
千代たちのもてなしがあったからこそ最後にグラント将軍が
日本にとって大事なことを栄一たちに伝えてくれたのではないかと思います。
ご婦人方のトークから始まってグラント将軍をもてなす舞踏会
栄一の家でのお相撲大会などポップな内容の今回でしたが
内容は深いものがありました。
実業家・栄一という面だけではなく人道主義者としての一面も
しっかり伝わる内容だったと思います。
これからドラマも最終盤に入って行きますが
日本の基礎となる社会を作る過程とともに栄一と言う人の人生や
考え方の変遷もこのドラマの見どころになっていきますね。
来週はお千代さんが、もしかして・・・・
涙涙の展開になること必至!?どうなるんでしょうか。
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「日本沈没‐希望のひと-」第4話 TBS 11月7日(日)21時ー
新聞に「半年以内に関東沈没」の記事が出た。
里城副総理(石橋蓮司)、長沼官房長官(杉本哲太)がネタ元の特定に躍起になっている中
東山総理(仲村トオル)は新聞記者の椎名(杏)を呼び出し問い詰めるが
椎名は東山総理が会見すべきだと言う。
その後、天海啓示(小栗旬)と話した東山は会見を開くことを決意。
次期や規模は明らかにされなかったが関東沈没に総理が言及したことで国民はパニックに陥る。
危機対策は未来推進会議に委ねられ常盤(松山ケンイチ)を中心に迅速な対応が進んでいく。...
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新聞に「半年以内に関東沈没」の記事が出た。
里城副総理(石橋蓮司)、長沼官房長官(杉本哲太)がネタ元の特定に躍起になっている中
東山総理(仲村トオル)は新聞記者の椎名(杏)を呼び出し問い詰めるが
椎名は東山総理が会見すべきだと言う。
その後、天海啓示(小栗旬)と話した東山は会見を開くことを決意。
次期や規模は明らかにされなかったが関東沈没に総理が言及したことで国民はパニックに陥る。
危機対策は未来推進会議に委ねられ常盤(松山ケンイチ)を中心に迅速な対応が進んでいく。
政府を動かすために策を練って総理の会見までこぎつけた天海。
国民の命を第一に考え関東沈没の可能性を明らかにするという賭けに出ましたが
これを快く思わない人もたくさんいて・・・・
国民の知らないところで事実が隠蔽されているということに恐怖を感じました。
もし自分が何も知らないうちに関東沈没が起こってしまったらと考えると
悲しいを通り越して怒りを覚えるでしょう。
最終的に国民の命を握っているのは政治家。
やはり選挙では誠意ある政治家を選ばないと命にかかわるってことですね。
ドラマと現実がリンクしてきて色々考えてしまいますね。
しかし天海のリークで人々がパニック状態になり交通網は乱れ、株価は暴落し
社会機能が混乱に陥ってしまったのもまた事実。
これでもし沈没が起こらなかったら天海の立場は一体どうなるのか。
そのリスクを承知でリークに打って出た天海はやはりヒーローです。
新聞にリークしたのが天海ではないかと感じ問い詰める常盤。
決して本当のことを言わない天海。
あくまで自分一人でやり切ろうとする天海の姿にぐっと来るものがありました。
そしてついに・・・・
関東は沈没してしまうのでしょうか?!
その前に元妻とその新しい彼氏に鉢合わせしてしまう天海の姿に
関東沈没とは別の意味での悲しさも感じつつ
来週からはいよいよ被害が出てしまう!どうしたらいいのか!?
天海の来週からの行動からも目が離せません。
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「二月の勝者」第4話 日テレ 11月6日(土)22時ー
ゴールデンウィークの特別講習を控えた桜花ゼミナール吉祥寺校。
6年生全員の申し込みがノルマだという校長の黒木(柳楽優弥)だったが
講師の佐倉麻衣(井上真央)が担任のRクラスはまだ申し込みをしていない生徒もいた。
佐倉は黒木から「Rクラスは特に講習が必要」と圧をかけられるが…
そんな中、Rクラスの武田勇人(守永伊吹)は毎年恒例の家族旅行の計画に
浮かれ気味で講習に参加する気はない様子。...
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ゴールデンウィークの特別講習を控えた桜花ゼミナール吉祥寺校。
6年生全員の申し込みがノルマだという校長の黒木(柳楽優弥)だったが
講師の佐倉麻衣(井上真央)が担任のRクラスはまだ申し込みをしていない生徒もいた。
佐倉は黒木から「Rクラスは特に講習が必要」と圧をかけられるが…
そんな中、Rクラスの武田勇人(守永伊吹)は毎年恒例の家族旅行の計画に
浮かれ気味で講習に参加する気はない様子。
勇人の母は「夫と意見の相違があり講習は受けさせない」という。
「中学受験は課金ゲーム」というセリフが印象的な今回のお話でした。
中学受験は親の関与が大きく影響してくることから
親役が重要となってきます。
毎回有名俳優が親役にキャスティグされていますが
今回は星野真里さん、塚本高史さんでした。
塚本高史さんはイヤミな役やだメンズ役が似合いますねー(褒めています)。
今回はスマホゲームに夢中で際限なく課金している父親の役でした。
スマホゲームを通じて子どもとは友達のように仲が良いが、
親として子どもを導く役割は果たしていない父親です。
黒木先生は父の興味のあるスマホゲームを立派な趣味として認めた上で
中学受験もスマホゲームのように課金していくゲームの一種だと誘導し
講習を受けさせることを了承させました。
子どもの将来にお金をかけることを「ゲーム」ととらえれば
講習もアイテムの1つで勝負に勝つための道具として
購入しても損はないということでしょう。
家族全員で高額な課金が必要なゲームに何年間も没頭しなければならないのが中学受験・・・
ということなんでしょうか。
中学受験に一度足を踏み入れた親を絶対に離脱させない黒木先生の執念を感じました。
塚本高史さん演じる父親は大人になり切れず子どもともなぁなぁの関係しか築けない人物でしたが
スーツをだらしなく着ている姿が非常にキャラとマッチしていました。
衣装も演技を彩る重要アイテムですから、このスーツ姿は素晴らしいと思いました。
毎回恒例の灰谷先生(加藤シゲアキ)が黒木先生を待ち伏せするシーンなども楽しかったし
たまに見せる黒木先生の素が見えるシーンも良いですね。
どんどん季節が進んでいきゴールが二月、結果が出るか出ないか、とはっきりしているのも
このドラマを見やすくしていると思います。
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