【中国情勢】
中国・感染拡大で学校現場で混乱(12月19日)
中国各地の学校で今月7日に感染対策が緩和され、対面授業が再開させる動きが進んでいる。しかし上海ではきょうから中学3年生・高校3年生を除き市内の全学校で再びオンライン授業に切り替えることを決めた。
上海の日本人学校では児童・生徒・教師にも感染者がでていることからオンライン授業になった。 江蘇省南京でも中学3年生と高校2・3年生を除き、市内の全学校で再びオンライン授業になる。感染拡大に伴い、学校現場にも混乱が広がっている。 中国感染拡大・新たな死者発表「ゼロ」(12月18日)
中国では今月7日に新型コロナウイルスの感染対策が緩和されて以降、首都・北京などを中心に感染が拡大しているが、政府は3日に2人が死亡したあと、新たな死者の人数を「ゼロ」と発表し続けている。
一方で、中国メディアは、30代の元サッカー選手が感染後、糖尿病が悪化して12日に死亡したと伝えたほか、別のメディアも、陽性が確認された70代の男性が15日に肺炎で死亡したと伝えた。 こうした中、北京市内の斎場では、遺体を乗せた数十台の車が列を作って火葬の順番を待つ事態になっている。...
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フィリピン・中国船集結で非難(12月15日)
フィリピン政府は中国と領有権を争う南シナ海の自国の排他的経済水域に中国船が多く集まっているとして声明を発表し「われわれは対話にオープンだが主権を侵害し、地域の平和と安定を損なうような活動は容認できない」と非難した。
フィリピン軍によるとことし9月以降、4か月間にわたり平均して40隻余りの中国船が活動している。 中国・発熱外来・5万か所近く開設(12月15日)
中国の保健当局の幹部は、きのうの記者会見で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、発熱などの症状を訴える患者が増えていることから、全国にある医療機関に発熱外来を5万か所近く開設したことを明らかにした。このうち、規模の大きい医療機関は、1万4000か所以上、地域の小規模な医療機関は3万3000か所以上に上るという。
ほとんどの患者が新型コロナウイルスの治療薬の処方を希望しているということで、発熱外来の開設後も診療にかかった時間が、平均で4時間以上に上った地域もあったという。...
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中国とサウジアラビア・2年ごとに首脳会談(12月9日)
サウジアラビアを訪問している中国・習近平国家主席は8日、サルマン国王と会談した。中国外務省によると会談で習主席は、“戦略的な意思疎通を強化し、各分野での協力を深めたい”と述べ、両国の対話を強化する考えを示した。
両首脳は包括的戦略パートナーシップ協定に署名、2年ごとに首脳会談を開催することで合意した。習主席はムハンマド皇太子とも会談し、巨大経済圏構想「一帯一路」の推進や、水素活用などで協力することで合意した。...
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