【脚光浴びる将棋】
菅井新王位(8月30日)
8月30日、王位戦7番勝負第5局は、挑戦者の菅井七段が勝利、対戦成績を4勝1敗として、王位のタイトルを奪取した。羽生王位は二冠に後退。失冠した羽生だが、この後も竜王戦の挑戦者決定戦第3局や王座戦5番勝負など大勝負が控えている。
菅井新王位は25歳。先日の王将戦予選では藤井四段に勝利している。佐藤天彦名人(29)に次ぐ、20代2人目のタイトルホルダーとなった。 豊島八段の勝利(8月24日)
藤井四段と豊島八段が対局する、棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦、千日手指し直し局は、19時35分、87手で先手の豊島八段が勝利した。
この結果、藤井四段が中学生の内に8大タイトルを獲得する可能性は無くなった。 千日手(8月24日)
藤井四段と豊島八段の対局は、11時53分、千日手が成立した。後手の豊島八段が誘導し先手の藤井四段がそれを受けた格好だ。指し直し局は12時40分に開始される。
千日手とは、同一局面が4度繰り返された場合に、先手後手を入れ替えて、初手から指し直す制度。 朝日杯2戦目結果(8月22日)
朝日杯将棋オープン戦、1次予選3回戦は、16時47分、146手で後手の藤井四段が先手の竹内四段に勝利した。
藤井四段の次の対局は、8月24日、棋王戦挑戦者決定トーナメントで、相手は豊島八段。 豊島八段は、順位戦A級所属で、通算勝率7割を超す強豪。藤井四段にとっては公式戦で初のA級棋士との対戦となる。 また両者は、5月の岡崎将棋まつりでの非公式戦で対戦しており、その時は豊島八段が勝っている。 朝日杯1戦目結果(8月22日)
朝日杯将棋オープン戦、1次予選2回戦は、12時31分、166手で後手の藤井四段が先手の大石六段に勝利した。藤井四段は14時から竹内四段と対局する。「脚光浴びる将棋」内の検索 |