【米中覇権争い】
米国高官“米中首脳が国防相会談再開で合意”(11月16日)
米国・バイデン大統領と中国・習近平国家による1年ぶりの首脳会談は、日本時間のきょう米国・サンフランシスコ近郊で行われた。米国のバイデン政権高官は米中首脳が去年11月以降行われていない国防相会談の再開させることで合意したと明らかにした。
また、米中の軍の制服組トップや司令官どうしが軍事演習や軍の展開について対話を行うことで合意したことも明らかにした。一方、中国国営の新華社通信は「両首脳は各領域の対話と協力を推し進めて強化することで合意した」と伝えた。...
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米中経済安全保障調査委(11月15日)
中国の動向を調査する米国議会の諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」が年次報告書を公表。
「中国は政治面や軍事面、経済面などで台湾への圧力を強めており軍事侵攻を開始するのではないかとの国際的な懸念が高まっている」と指摘し、「米国国防総省が台湾軍への訓練を拡大できるよう議会が行動すべきだ」と提言した。 米国でパンダの返還相次ぐ(11月9日)
返還されるのは米国首都ワシントンの国立動物園で飼育されていたオス、メス、子どもの3頭のパンダで、飛行機に乗せられ空港を飛び立った。3頭のうち親の2頭は2000年から貸し出され10年間の予定だった貸出期間が中国側との合意に基づき繰り返し延長されてきたが、今回子どもとともに返還されることになった。
この動物園へのパンダの貸出は1972年に米国の大統領が初めて中国を訪問した記念に贈られたのが始まりで、50年以上にわたり米中の友好関係の象徴とされてきた。...
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米中・首脳会談に向け対話拡大(11月7日)
米国国務省は「軍備管理を担当するスチュワート国務次官補がワシントンを訪問している中国外務省の孫暁波軍備管理局長と協議した」と発表した。米国政府は10月、中国が予測を上回る速さで核戦力を増強していると指摘した報告書をまとめるなど警戒を強めていた。
11月に開催することで原則合意したバイデン大統領と習近平国家主席の首脳会談に向け対話の分野を拡大させている。 南シナ海情勢など米中高官が協議・対話・意思疎通の強化確認(11月5日)
米国のランバート国務副次官補と中国外務省国境海洋事務局の洪亮局長は、おととい北京で協議を行った。
米国国務省によると、この中で米国側は先月、南シナ海でフィリピン軍の輸送船が中国の船から航行を妨害されたなどとして、中国側の行動は危険で違法だと懸念を示した。 これに対し、中国外務省は米国側が南シナ海の当事国に挑発行為を焚きつけていることなどに深刻な懸念を表明し、地域の平和と安定のために建設的な役割を果たすよう求めたとしている。...
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