【トランプその後】
トランプ大統領・アフガニスタン和平交渉・中止を発表(9月8日)
米国政府とアフガニスタン反政府武装勢力・タリバンとの間で原則合意に達していた和平交渉について、米国・トランプ大統領はタリバンによるテロで多くの死者が出たことに受け、中止することを明らかにした。
アフガニスタンの和平交渉をめぐっては、米国側の代表がタリバン側と和平合意の草案で原則合意していたが、トランプ大統領の合意を得て、最終的な合意案になるとみられていた。さらに8日にタリバンの指導者やガニ大統領と米国で極秘会談予定もキャンセルした。 国防総省が決定・国防予算3800億円余・建設費に転用(9月5日)
米国・トランプ大統領が不法移民対策として公約に掲げる国境沿いの壁の建設について国防総省は日本円にして3800億円余りの国防予算を転用して建設費に充てることを決めた。
今回の決定はトランプ大統領がことし2月、議会の承認を経ずに既存の予算の一部を転用できるようにするために署名した非常事態宣言に基づくものである。 壁の建設に反対する野党民主党の上院のトップ、シューマー院内総務は声明を発表し、すでに割り当てられた国防予算をみずからのエゴのために流用することは、国家に奉仕する軍に対するひどい侮辱だと厳しく批判した。...
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米国大統領が画像投稿“イランが発射失敗”(8月31日)
米国・トランプ大統領はツイッターでイランがロケットの発射に失敗したと主張し、証拠として発射施設を上空から撮影したとする詳細な画像を投稿した。
米国の公共ラジオは29日「イラン北部ホメイニ宇宙センターで発射前のロケットが爆発した」と伝えた。 トランプ大統領のツイートは米国の情報収集能力を誇示したとみられている。 米国メディアは「機密情報ではないか」との批判もあがっているが、トランプ大統領は反論したうえで「米国がサイバー攻撃などで打ち上げ妨害したものではない」と強調した。...
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米国軍に宇宙統合軍“敵国が米国衛星を標的に”(8月30日)
中国やロシアが宇宙の軍事利用を目指しているとして、米国軍はこれに対抗するため、宇宙に関する任務を統括する宇宙統合軍を発足させた。
米国・ホワイトハウスで行われた発足式で、トランプ大統領は「敵国が新たな技術を使って宇宙から米国の衛星を標的にしている」と述べた。 宇宙統合軍は、弾道ミサイル警戒や、宇宙空間の監視活動などにあたることになっている。 トランプ大統領は来年までに陸・海軍などと同格の宇宙軍を創設する方針である。...
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米中貿易摩擦・トランプ大統領「輸入品への関税30%に上げる」米国産業界から反発(8月24日)
米中の貿易摩擦をめぐっては米国による追加の関税措置に対抗して中国政府が米国からの輸入品750億ドル分に最大10%の関税を上乗せすることなどを発表した。
これに対しトランプ大統領は「すぐに報復し返す」とTwitterに投稿し、中国からの輸入品について10月1日から2500億ドル分の関税を25%から30%に、来月と12月に新たに発動する3000億ドル分の関税を10%から15%に引き上げるとしている。...
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