【風の流れ】
北朝鮮・最高人民会議に金正恩現れるか(4月11日)
朝鮮半島の緊張が高まる中、北朝鮮が最高人民会議を開く。米国の圧力に強く反発している北朝鮮がどのようなメッセージを出すのか関心が集まっている。
米国でのトランプ政権発足後、初めて最高人民会議が平壌で開催される。
立法や最高指導部の選出、予算の審議、承認など幅広い権限を持っている。
金正恩体制後7回実施されたが金委員長は5回出席した。
北朝鮮は去年の最高人民会議で国防委員会を廃止する一方、国の最高機関として国務委員会を新設し金正恩を国務委員長に選出した。
今日の会議に金正恩委員長が出席するのか、核問題を含む米国へのメッセージが出るのか関心が集まっている。
2012年の最高人民会議の際、憲法に核保有国を明記した。金元弘前保衛相が粛清されてから後任が公開されていない人事にも関心が集まっている。
昨日は金日成親子に献花する代議員の中に金与正の姿が確認され権力の序列が変化する可能性にも関心が高まっている。
今週の北朝鮮の動きには目が離せない。
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