【風の流れ】
大きくなるトランプ大統領と前政権の軋轢(3月29日)
トランプ米大統領の娘婿のクシュナー氏がロシア代表(ロシア大使やロシア国立銀行総裁)との接触したかどうかについて、上院での説明を求められていることが伝えられてから1日経って、トランプ大統領は「これは全くのでっち上げだ」と発言した。
大統領はさらにクリントン夫妻とロシア政府との関係を調査するよう求めた。2013年、ロシアの公営企業は米国など数カ国と共にカナダのウラニウム鉱山企業を買収した。
この買収にあたっては複数の機関の許可が必要で、ヒラリークリントン氏がトップを務めていた国務省で、2015年、カナダの企業への売却直前に、ニューヨークタイムズ紙によると、クリントン財団に対する資金の献金、更にモスクワでのビルクリントンの講演料として合計50万ドルが支払われたと伝えている。
またトランプ大統領はオバマ前政権が進めてきた地球温暖化対策の全面的見直しのための大統領令に署名。
トランプ大統領と前政権との軋轢が高まってきている。
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