【風の流れ】
トランプ政権・中国に反ダンピング税本格化(3月4日)
米国の国際貿易委員会は、中国から輸入されている鉄鋼製品が不当に安く売られ米国の企業が損害を受けていると認定し、反ダンピング税などが課せられることになった。
トランプ政権のもとで中国製品に対する制裁関税の認定が相次いでおり、これまでに道路の舗装などに使う製品、肥料などに使われる原料の硫酸アンモニウム、シリカ繊維と呼ばれる耐熱性のある繊維製品が認定されている。
トランプ政権が今後、貿易不均衡の是正を求めて制裁強化を含めた対応をとることが予想される。ステンレス鋼板:最大76.64%の反ダンピング関税、最大190.71%の相殺関税で、炭素鋼:68.27%反ダンピング関税、251%相殺関税が課さられる。
トランプ政権は、中国に対する反ダンピング税を本格的に課する構えに移行した。
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