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特集 風の流れ
2017年03月25日(土)
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【風の流れ】
トランプ氏の次の対決相手は議会か(1月13日)

11日、11月に大統領選で勝利してから初めての「トランプ次期大統領の記者会見」が行われた。 今回の会見の主題は「トランプ氏の大統領権限と事業主としての利益遮断に関する説明」が当初のテーマであったが、トランプ氏が毎日発する強烈なツイッターや初めての会見であることから「ロシアからのハッキング問題」や「減税政策と財政出動」に記者の興味が集中した。一方トランプ氏は主に「米国内における雇用の創出」や「メキシコ国境に壁を作る方針」更には、「高い国境税新設」等のトランプ色の強い政策のアピールに力を注いだ。 ただ、目立つのは「トランプ次期大統領とメディアとの断絶」で、メディア側は日本風に言えば「大統領の風格がない」「大統領としての矜持がない」等と極めて厳しい評価であった。 メディア側から言えば、記者会見も行わず、ツイッターで自分の意見を放言し、質問することやその内容に迫ることもできず、従来の大統領と勝手が余りにも違うので、戸惑いと常識知らずの振る舞いが苦々しく感じるのであろう。これでメディアとの顔合わせも終わり、次に来る関門は「閣僚人事」である。 閣僚人事は、議会での承認が必要なことが多く、共和党が多数を持った議会ではあるが、必ずしもトランプ氏の与党というわけにはいかない。 トランプ氏の閣僚候補には元軍人が多く存在し、軍人が閣僚になるには、議会での承認が必要である。 その他にも議会による承認が必要となる人事や議会での公聴会が必要となる人事案件は多い。即ち議会との対決になってくる。議会は法案や予算など様々な決定権がある為、今後「トランプ大統領と議会」の関係が焦点となる。 トランプ氏は、米国民から大統領に選出されたのだが、今回のマスメディアとの対決や議会との戦いなど、これからの闘争は息も抜けないものになる。


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