【風の流れ】
トランプ氏・国際交渉特別代表を新設(12月28日)
27日、トランプ次期米大統領は来月発足する新政権に「国際交渉特別代表」を新たに設置する。
そのポジションに、ジェイソン・グリーンブラット氏を任命すると発表した。
「国際交渉特別代表」の役割は、あらゆる国際交渉と世界中の貿易取引を補佐するという。
トランプ氏が、世界各国との個別交渉に力を入れ、「米国の利益を最大化」するように新たな戦略を構想しているものと考えられる。
グリーンブラット氏は、約20年にわたってトランプ氏の関連企業で法務を担当して、信認が厚い側近だという。
トランプ氏の「米国第一」という政策の具体的構想が見えてきたと言える。
安全保障と貿易で、米国の利益を最大化するという政策は、今後の世界に大きな衝撃を与えるものと見られる。
日本にとっても手強い戦術、戦略となる可能性が高い。
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