【風の流れ】
COP24パリ協定・ルールづくり難航も(12月3日)
地球温暖化対策を話し合う国連の会議「COP24」が開幕した。
2020年以降の温暖化対策の枠組み「パリ協定」に実効性を持たせるためのルールを作ることができるかが最大の焦点である。
米国・トランプ大統領のパリ協定脱会、さらに南米最大の排出国・ブラジルも温暖化対策に後ろ向きな新政権の誕生でルール採択に受けた機運がそがれているとの指摘がある。
ツバルの代表は、脱退を表明した米国・トランプ政権の影響などでルール採択に向けた機運がそがれていると指摘するなど途上国を中心に交渉の難航を予想する声が上がっている。
COP24議長ポーランド・クルティカ環境副大臣は「われわれにとって重要な会議になるだろう」、EUの代表は「政治的意思と決断力が必要」と述べた。
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