【風の流れ】
米国・トランプ大統領・米中貿易摩擦・緩和へ向けた合意に前向き姿勢(11月17日)
米中両国は互いに関税を上乗せしあう制裁措置を発動して激しく対立する中、G20サミットに合わせてトランプ大統領と習近平国家主席が首脳会談を行う見通しになっている。
トランプ大統領は記者団に対して貿易の不均衡を是正するため中国側が対応について142項目のリストを送ってきたことを明らかにし、貿易摩擦の緩和に向けた合意に前向きな姿勢を示した。
トランプ大統領は「要求をほぼいたした完成度の高いリスト。2670億ドルの追加関税は必要ないかもしれない。」と述べ、一方で「まだ受け入れられない。重要項目が4つか5つ漏れている。」とも述べ、中国側の対応を見守る考えを示した。
米国・ロス商務長官は「貿易摩擦解消には時間がかかる」と慎重な見方を示していて対立の緩和に向かう糸口が見出されるか余談を許さない状況である。
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