【風の流れ】
“ロシア疑惑”全米各地でデモ・司法長官解任に抗議(11月9日)
米国・トランプ大統領が、中間選挙の翌日にいわゆる「ロシア疑惑」の捜査をめぐって関係が悪化していたとされるセッションズ司法長官を解任したことに対し、8日全米各地で抗議のデモが行われた。
ホワイトハウスの前にも大勢の人が集まり、抗議の声をあげている。
トランプ大統領は、捜査を非難していたウィテカー首席補佐官を長官の代行に指名した。
集まった人たちは「トランプ大統領は法を超えた存在ではない」などと書かれたプラカードを掲げながら、「法と民主主義を守れ」と抗議の声をあげている。
米国の有力紙「ワシントンポスト」は8日、ロシア疑惑の捜査を担当するモラー特別検察官が、大統領に大陪審で証言することを要求するための召喚状の発行を求める可能性があるが、司法長官代行に指名されたウィテカー首席補佐官は発効を認めない見通しだ」と伝えた。
戻る