米国・FRBは8日まで金融政策を決める会合を開き、米中の貿易摩擦が実体経済に及ぼす影響や賃金の上昇傾向を受けた物価動向などを見極める必要があるとして、政策金利を現状のまま2~2.25%に据え置くことを全会一致で決めた。 FRBは声明で設備投資は緩やかな伸びとなっているものの、失業率は低下していて、米国経済は力強く拡大しているとしている。 トランプ大統領は“最大の脅威はFRBだ”と繰り返し強い不満を示している。