【風の流れ】
トランプ大統領・国連演説・対北朝鮮・外交成果を強調(9月26日)
1年ぶりに国連総会で演説した米国・トランプ大統領は、北朝鮮情勢について自らの外交成果だと強調するとともに、非核化が実現するまでは制裁を続ける考えを示した。
トランプ大統領は去年の国連演説で北朝鮮を強く非難し金正恩朝鮮労働党委員長を揶揄したが、ことしは一転して評価。史上初の米朝首脳会談に踏み切った外交政策の成果だと強調した。
一方対立するイランに対しては制裁をさらに強化する考えを示した。
中国との貿易問題を巡っては、「習国家主席に敬意と親しみをもっているが、貿易不均衡は受け入れられないことは明確」と述べ、引き続き厳しい姿勢で臨む考えを示した。
11月に迫った中間選挙も見据えて自らの成果を強調し、米国第一主義を鮮明に打ち出した。
戻る