【風の流れ】
ムン大統領到着・キム委員長が出迎(9月18日)
韓国・文在寅大統領は今日午前、北朝鮮の首都・平壌に到着し空港では金正恩朝鮮労働党委員長の出迎えを受け首脳会談など3日間に渡る一連の行事が始まった。
米朝の仲介役を自認する文大統領。金委員長から非核化の工程表を示すとの約束など、具体的な措置の表明を引き出せるかが焦点となる。
ことし6月の米朝首脳会談以降、米国は国務長官を派遣するなどして北朝鮮との交渉を続けてきた。非核化の具体的な措置や期限を詰めようとする米国側、これに対し北朝鮮側は一方的に非核化を迫られたという強い不満を示した。先月にはトランプ大統領が国務長官の訪朝を取り辞めさせる一幕もあった。
非核化を巡る米朝協議が膠着状態にある中、米朝の仲介役を自任する文大統領が金委員長から非核化の工程表を示すとの約束など具体的な措置の表明を引き出せるかが焦点となる。
韓国大統領府によると文大統領は出発前「今回の北への訪問で米朝対話が再開されれば大きな意味がある」と述べ首脳会談への意欲を示した。
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