【風の流れ】
トランプ大統領・捜査当局を批判(8月26日)
米国・トランプ大統領をめぐっては元顧問弁護士が捜査当局との司法取引に応じ、おととしの大統領選挙での選挙資金をめぐる違反など罪を認めたほか、金庫番と呼ばれた財務担当者が捜査当局に証言したことなどが相次いで伝えられている。
今後の証言しだいではロシア疑惑をめぐり大統領にとって大きな痛手となる可能性も指摘されている。
トランプ大統領は25日朝ツイッターに立て続けに投稿し“セッションズ司法長官は何が起きているのかわかっていない”、“モラー特別検察官とその一味は本当に不正なことを放置して楽しんでいる”、“ロシアとの共謀などない!”などとロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官やFBI(連邦捜査局)などを強く批判した。
米国のメディアは“みずからに近い関係者の捜査協力が明らかになりトランプ大統領がいらだちを強めている”と伝えていて、今後の捜査の行方に関心が集まっている。
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