【風の流れ】
米国大統領“イラン大統領と会談の用意” (7月31日)
米国・トランプ大統領は30日の記者会見で「イラン・ロウハニ大統領と協議する考えはないか」という質問に対し「ロウハニ大統領が希望すれば前提条件なしに会談する用意がある」という考えを示した。
トランプ大統領は今年5月、イランと欧米などが3年前に結んだ核合意から離脱した上でイランに対する経済制裁を再開すると表明し来月6日からは自動車や鉄鋼製品などの分野で制裁が発動される見通しである。
これに対しイラン・ロウハニ大統領は制裁が再開した場合、原油の主要輸送路であるペルシャ湾のホルムズ海峡を封鎖することも辞さない考えを示すなど両国の緊張が高まっていて今回のトランプ大統領の発言にイラン側がどう対応するのか注目される。
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