【風の流れ】
米ロ首脳会談・“関係改善”姿勢を強調(7月17日)
米ロ首脳会談がフィンランドの首都ヘルシンキで行われた。トランプ大統領は関係改善に取り組む姿勢を強調した。
プーチン大統領は「2国間関係を立て直したいという私とトランプ大統領の願いが会談に反映された」と述べ、会談ではシリア、北朝鮮情勢、核軍縮のほか、「ロシア疑惑」についても意見を交わした。
プーチン大統領はロシア疑惑も改めて否定した。
トランプ大統領のこれを受け入れる形でロシアの関与に否定的な見方を示した。
ロシア疑惑をともに否定し、首脳間の連携をアピールした形となった。
トランプ大統領はEUは敵と批判する一方で、ロシアは競争相手と持ち上げている。
米国とヨーロッパの関係に亀裂が入る中、ロシアとの距離が急速に縮まることになれば国際社会の縮図を大きく変化させることになり、今後の両国関係を注視していくことになる。
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