【風の流れ】
日本政府・拉致問題解決を目指し北朝鮮と直接対話模索へ「いばらの道」(6月13日)
史上初の米朝首脳会談について政府は、拉致・核ミサイル問題の本格的な解決に向け制裁措置を維持しながら、北朝鮮から具体的な行動を引き出したい考えである。
一方、拉致問題を巡っては会談で米国・トランプ大統領が提起したことをふまえ、日朝首脳会談での解決を目指し北朝鮮との直接対話を模索するものとみられる。安倍首相は、米朝首脳会談の結果を指示し、共同声明にそって北朝鮮の非核化などを迅速に進めていく必要があるとの考えを示した。
拉致被害者家族は米国・トランプ大統領の言葉を様々な思いで受け止めた。被害者家族の1人、横田佐紀江は「一刻も早く再開の時を与えてもらいたい」と話した。
安倍総理は拉致問題解決に強い意欲を示した。政府は日朝首脳会談を通じた拉致問題解決を目指し、北朝鮮との直接対話を模索するとみられる。
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