【風の流れ】
TPP11署名・各国は早期発効へ(3月9日)
TPPの署名式は日本時間のきょう午前3時頃からチリ・サンティアゴ市内のホテルで行われた。
日本からは茂木経済再生相が参加、参加11か国の閣僚らがそれぞれ署名した。
各国が議会の承認など国内手続きを進めることを盛り込んだ閣僚声明を発表した。
茂木経済再生相は「TPP11は歴史的な成果」であり、日本政府は世界のGDPの13%をしめるTPPの発効で日本の成長力を持続的に高める経済効果を期待している。米国が協定から離脱後、交渉を主導してきた。日本政府は国会承認を求める議案と関連法案を今月中に国会に提出し、会期内の成立を図る方針だ」と述べた。
日本政府は、早ければ年明けの発効を目指したいとしている。交渉関係者は、米国の復帰を強く期待する国は少なくなっていると話している。
トランプ政権は日本との2国間のFTA交渉にも意欲を示している。
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