【風の流れ】
ロシア・プーチン大統領・波紋を呼ぶ演説・新兵器を開発中と演説(3月2日)
今月行われるロシアの大統領選挙を前にしたプーチン大統領の演説が波紋を呼んでいる。
米国のミサイル防衛システムに対抗して様々な新兵器の開発を進めていると発表した。次世代の兵器を紹介し、原子力を動力源に射程を大幅に伸ばした巡航ミサイル、核兵器も搭載可能な無人の原子力潜水艇、最新のICBM大陸間弾道ミサイルを映像で映し出した。
米国が配備を進めるミサイル防衛システムも突破できると主張し核戦力を強化する姿勢を強調した。
トランプ大統領の別荘がある米国・フロリダを標的にするかのような映像に米国国務省・ナウアート報道官は「不快だ。国際社会の一員として責任あるふるまいではない」と語気を強めコメントした。
演説の背景にトランプ政権が発表した核戦略がある。ロシアに対する警戒感を示し核抑止力強化を打ち出すとしていた。
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