【風の流れ】
冬季パラリンピック・韓国と北朝鮮が実務協議(2月28日)
北朝鮮は来月9日に開幕する平昌パラリンピックに五輪に続いて派遣されることになっている北朝鮮の選手団や応援団などの実務者協議を南北軍事境界線にある板門店で行った。双方は五輪で高まった融和ムードをパラリンピックでも維持したい考え。
韓国側代表団は「北朝鮮はパラリンピックへの参加に合意した。韓国と北朝鮮の関係を維持を目指し合意の実現に全力を傾ける」と述べた。
北朝鮮はパラリンピックにノルディックスキー選手2人を派遣する。
一方、中国は金正恩委員長が検討していると言われる北朝鮮と米国の対話の実現を求めている。
中国外務省報道官は「朝鮮半島の核問題解決と朝鮮半島の問題の根本的解決を目指すなら北朝鮮と米国対話が必要不可欠」とコメント。
米国国務省・北朝鮮問題担当ユン特別大使は辞任の意向を明らかにした。
オバマ前政権時代に特別代表に任命された交渉権限はトランプ政権の北朝鮮政策をめぐるホワイトハウスと国務省の主導権争いで損なわれたとみられる。
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