【風の流れ】
ロシアの大統領選介入疑惑(2月22日)
先週後半、米国の大陪審は2016年の米国大統領選挙に介入したとしてロシア人13人とロシアの団体3つを正式に起訴した。
容疑は米国国家に対する謀略だが、銀行詐欺や成りすましの容疑で起訴された被告もいる。
米国司法省によるとインターネットリサーチエージェンシーというロシアの団体が2014年から米国の政治制度と2016年の大統領選挙への介入をはじめた。
ロシア人は米国人のふりをし米国人として偽りソーシャルメディアを駆使して一般の米国人を引き付け大統領選の候補者たちに関する重要な情報を投稿した。
米国政府によるとインターネットリサーチエージェンシーの従業員たちはヒラリークリントンをはじめとする候補者たちを批判するよう指示されていた。
ただし民主党のサンダース候補と共和党のトランプ候補は除外するよう言われた。
トランプ大統領はロシアのこうした活動は自分が立候補を表明する前から始まっており選挙の結果に影響を与えなかったという。
民主党、共和党の議員たちはロシアが選挙に介入したのは明らかであり、今後選挙では防がなければならないと述べている。
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