【風の流れ】
ダボス会議閉幕・米国トランプ大統領に注目集まる(1月27日)
スイス・ダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)はことしトランプ大統領は初めて出席することを受けて物々しい警備体制が敷かれた。
会議ではインド・モディ首相やドイツ・メルケル首相など各国の首脳が「米国が保護主義など自国優先の政策を推し進めることで世界の分断が進む」などとして相次いで懸念を示した。
トランプ大統領は最終日の講演で反論し「米国第一主義は米国の孤立ではない。米国が成長するとき世界も成長する。」と述べた上でTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に再交渉を前提に復帰する可能性が示唆するなど会議を通じてトランプ大統領に注目が集まった。
一方今回のダボス会議では今年がリーマンショックから10年にあたることを踏まえ、欧米の中央銀行がすすめる金融緩和の縮小や北朝鮮や中途往生製など世界経済に潜むリスクをめぐって活発な意見が交わされ26日に閉幕した。
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