【風の流れ】
トランプ大統領・中国の知的財産侵害めぐり・巨額の罰金検討(1月18日)
中国による知的財産の侵害をめぐる問題で米国・トランプ大統領は去年8月、一方的な制裁措置を発動できる「通商法301条」の適用を視野に入れた調査を始めるよう米国通商代表部に求める大統領令に署名した。
トランプ大統領は17日ロイター通信のインタビューで「知的財産の問題で巨額の罰金を検討。近く公表される」と述べ、中国に対して何らかの制裁措置の発動を検討していることを明らかにした。
今月下旬に予定している一般教書演説で、中国との貿易問題を取り上げる考えを示した。
トランプ政権が実際に制裁に踏み切れば、中国が報復措置を講じて貿易摩擦が激しくなることも予想される。
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