【風の流れ】
スティーブバノン前首席戦略官の政権暴露本出版される(1月5日)
トランプ政権の内幕を描いたとされる本が出版される。大統領の家族、スティーブバノン前首席戦略官が大統領の息子・ジュニアを厳しく非難する発言が書かれていると言われる。
トランプ陣営幹部が民主党・クリントン候補を貶める情報を得る目的で2016年6月、トランプタワーでロシア人弁護士と面会した問題について、バノン前首席戦略官は「反逆的」などの表現を使ったとされる。
3日、大統領の弁護士はバノン前首席戦略官に侮辱的な発言をやめるよう警告した。
ホワイトハウス・Sサンダース報道官は「大統領の息子を攻撃するなど、言語道断」と述べた。コラムニスト・マイケルウォルフの新著「炎と怒り」によるとバノン前首席戦略官は「陣営幹部はすぐにFBIに通報すべきだった」と述べた。
ホワイトハウスのブリーフィングでは核ミサイルをめぐるトランプ大統領と北朝鮮・金正恩委員長の威嚇の応酬よりバノン前首席戦略官に対する大統領の反応に多くの質問が集まった。
2日、トランプ大統領は「私の核のボタンは金委員長のものよりはるかに大きく強力」とツイート。バノン前首席戦略官に対しては正式な声明で拒絶した。
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