【風の流れ】
「日中経済協会」訪問団・きょうから北京へ(11月20日)
経済界の首脳らが参加する「日中経済協会」の訪問団が、きょうから北京を訪れる。
ことしは経団連・榊原会長や日本商工会議所・三村会頭ら約250人が参加し過去最大規模になる。
習近平国家主席や李克強首相ら中国政府の最高指導部のメンバーとの会談を目指し、調整を進めている。日本と中国の間では、今月首脳会談が行われるなど、関係改善の機運が高まっている。
訪問団としては、先端技術の研究開発や知的財産権保護など、ビジネス環境改善へ突っ込んだ意見交換を行いたいとしている。米国・トランプ政権などが保護主義的な動きを強める中、日本企業にとって最大の貿易相手国である中国は一段と存在感を増しており、経済面からも関係強化を図りたい考え。
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