【風の流れ】
「COP23」前にドイツで大規模デモ(11月5日)
6日からドイツのボンではじまる国連の会議COP23(地球温暖化対策の国連会議)では、世界第2位の温室効果ガスの排出国である米国が「パリ協定」から脱退を表明後初めての開催になる。
ボンでは4日、環境問題に取り組む国際的なNGOの呼びかけでデモが行われ、主催者発表で約2万5000人が3キロに渡って行進した。
参加者たちは石炭火力発電所を廃止し再生可能エネルギーへの移行を加速させるよう訴えた。
海面上昇で水没の危機にあるトンガの男性が「太平洋で起きていることはいずれ誰にでも起こる。だから、いま行動を起こすべきだ」、ドイツの女性が「トランプ政権によるパリ協定脱退表明にかかわらず、米国内で温暖化対策を続けている州が複数あることは、とても意味がある」とコメントした。
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