会見を開いたのはカリフォルニア大学教授・デービットケイ。フェイクニュースが政治権力によるメディア攻撃に利用されているとした上で、米国・トランプ大統領とメディアとの関係を念頭に「メディアを敵視するツイートは長期的にはメディアへの信頼損ねるマイナス影響をもたらす」と述べ、攻撃がメディアの信頼低下につながりかねないとの懸念を示した。 報道や表現の自由が規制強化されている国としてエジプト、トルコ、ベネズエラなどを挙げ、中国がメディアやインターネットでの情報発信を厳しく検閲していることに対し、“心配は中国の検閲や報道規制のモデルが海外に輸出されることだ”と述べ、中国の検閲が世界に拡大することへの懸念を示した。