【風の流れ】
白人至上主義の大規模集会事件・トランプ大統領に批判の矛先が (8月14日)
米国・バージニア州で極右・白人至上主義に抗議する人々が襲われた事件でホワイトハウスはトランプ大統領の対応を擁護した。事件は極右・白人至上主義の大規模集会開催を抗議するグループに車が突入し女性が死亡し19人がけがをした。ホワイトハウス報道官は大統領の非難がネオナチ白人至上主義グループに向けられたものだとしている。
バージニア州シャーロッツビルでは激しい対立の翌日に祈りの集会が開かれた。ネオナチと白人至上主義が持ち込んだ憎しみを非難するもの。
バージニア州知事は教会に集まった皆を回り政治の話は避けるとしながら「米国にまつわる今の言葉遣いが差別、憎しみを生んでいる」と述べた。
トランプ大統領は選挙期間中にオバマ前大統領やクリントン候補がヨーロッパや米国国内のテロ問題に関し過激イスラム主義者の事をはっきり言わないと批判し問題の所在をはっきりさせると言っていたが今回自身がはっきりした言葉を使わなかったことに民主党共和党両党から批判が出ている。
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