【風の流れ】
米国、そして北朝鮮はどう動くか。その時日本は(8月11日)
島根・広島・高知の上空を通過させ、米国・グアム周辺にミサイルを落とすと予告した北朝鮮。10日、トランプ大統領は「炎と激しい怒りに直面する」と警告した先の発言に対し、なまぬるい発言だったかもしれないとして、北朝鮮を再びけん制した。
トランプ大統領は2日前“炎と激しい怒りに直面する”と北朝鮮に異例の口調で警告。トランプ大統領はこの発言について「生ぬるい発言だった」と再び強くけん制した。さらに先ほど「グアム、米国、日本を脅すのは許さない。グアムに何か仕掛けたら見たことないようなことが起こるだろう」と述べた。
米国メディアもトップニュースで伝え続けている今回の発射計画。一方、ニューヨーク株式市場は北朝鮮情勢の緊張が高まっているという見方から売り注文が広がりダウ平均株価は200ドル余下落した。値下がりは3日連続。
これまでにない北朝鮮の発射予告。米国に対する威嚇となる」と推測するが、発射するかどうかは慎重に見る必要があるが、発射の可能性は否定できない。
米軍は8日、朝鮮半島周辺にB1爆撃機、2機を派遣。原子力空母・ロナルドレーガンを3カ月ぶりに帰港させた。
日本も不測の事態に備えて警戒監視を強めることにしている。
北朝鮮は、今月21日から始まる米韓合同軍事演習や米国の反応を見極めたうえで実際に発射するかどうか判断すると見られる。
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