【風の流れ】
米有力誌・「北朝鮮が小型化核弾頭の製造に成功」と報じる(8月9日)
米国の有力紙“ワシントンポスト”は8日の電子版で、複数の米国政府当局者の話として「北朝鮮が小型化核弾頭の製造に成功」と分析した。
先月、国防総省の国防情報局がまとめたと伝えた。米国情報期間は北朝鮮がICBM級の弾道ミサイルにも搭載できる核兵器製造と評価していて、保有する核兵器の数は、最大60発にのぼる可能性があると推定した。核弾頭の小型化をめぐっては、これまでは技術獲得にあと数年かかるという見方が多く、核兵器保有数の推定もはるかに少なかった。
ワシントンポストは、北朝鮮の核ミサイル開発が専門家の予測をこえて急速に進展していると指摘した。
国防情報局は先月、北朝鮮のICBMは来年にも実戦配備出来るようになるとする分析もまとめたとされている。
北朝鮮への警戒感はこれまになく強まっている。こうした中、米国・トランプ大統領は「北朝鮮はこれ以上、米国に対して脅しを見せるべきではない」と非難した。
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