【風の流れ】
G20・ハンブルクで始まる(7月7日)
主要20か国の首脳らが世界経済の持続的な成長に向けて意見を交わすG20サミットが、ドイツ・ハンブルクで始まる。米国第一主義を掲げるトランプ大統領が初めて出席する中、G20として自由貿易の推進や地球温暖化対策などをめぐり、どこまで結束を示せるかが、問われることになる。議長を務めるドイツ・メルケル首相や安倍総理大臣など、各国の首脳が参加する。
米国・トランプ大統領やフランス・マクロン大統領、韓国・ムンジェイン大統領は、初めての参加となる。
トランプ大統領はロシア・プーチン大統領と初めて会談するほか、中国・習近平国家主席とミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応について協議するものと見られる。
ドイツ・メルケル首相は「孤立・保護主義で不安に対処しようとする国もあるが私はそれは間違いだと確信している」とコメントした。
今回のG20は、久しぶりに活力あるものになりそうだ。
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