【風の流れ】
米英・情報漏洩で和解(5月26日)
英国政府は、今回のテロ事件で米国メディアが報じた実行犯の名前や現場の爆発物の写真が米国の捜査当局から漏洩したとして、強く非難していた。
英国のメディアによると、NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議で、メイ首相はトランプ大統領に「我々が共有する情報は保護されるべきだ」と直接、不満を伝えたという。
これに対してトランプ大統領は、「本当に困っている」と声明を出し、情報漏洩を取り締まる意向を示した。
この問題を受けて英国側は一時的に米国側との情報共有を停止していたが、ロイター通信は英国の警察当局が25日、米国側から情報を漏らさないという新たな保証が得られたため、情報共有を再開したと報じた。
情報の管理では、各国が神経を使っている。トランプ氏の管理能力についても疑問が投げられている。
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