【風の流れ】
米国副大統領・アジア歴訪(4月16日)
ペンス米副大統領は25日までの日程で、韓国、日本、インドネシア、オーストラリアの4か国を訪問する予定である。
15日に出発し、就任後初のアジア訪問をする。
今日午後には最初の訪問先の韓国に到着予定である。明日、大統領の職務を代行するファンギョアン首相らと会談し、核、ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応について意見を交わす。
明後日には東京を訪れ、安倍首相と会談するほか、日米の新たな経済対話の初会合に出席、麻生副総理兼財務相と経済協力や貿易をめぐる課題などを協議する予定である。
横須賀に配備されている米国海軍の原子力空母「ロナルドレーガン」の視察も行い、日米同盟の強化を訴える見通しである。
出発に先立ち、ペンス副大統領の報道官は“ペンス副大統領は過去に日本を何度か訪れ、訪日を楽しみにしている”と述べた。
このあと、ペンス副大統領はインドネシアとオーストラリアを続訪問する予定になっている。
同盟国や友好国との連携を確認するとともに、アジアの安全保障への関与や経済関係を重視する姿勢を強調する狙いもあると見られる。
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