米軍が１３日、“アフガニスタンナンガルハル州でＩＳ拠点を狙い、ＧＢＵ－４３Ｂ・大規模爆風爆弾で空爆を実施した”と発表した。
この爆弾は全長９メートル、重さが約９８００キロ、核兵器以外の通常兵器で最大の破壊力があるとされている。精密誘導装置も備えていて“すべての爆弾の母”とも呼ばれている。

米国防総省によると実戦で使ったのは初めてという。米軍のニコルソン司令官は「ＩＳは防御を厚くしておりこの爆弾はこうした障害を取り除くのに適切な武器である」と発言した。
トランプ大統領は「また見事に任務に成功した。米国軍を誇りに思う」と称えた。米国のメディアは、北朝鮮などをけん制する意図もあるのではないかとの受け止め方もあるようだ。

「大規模爆風爆弾」「すべての爆弾の母」という、なんとも聞きなれない新型強力爆弾が存在し、それを実戦で使用したという驚きのニュースである。
しかも、「核兵器以外の通常兵器で最大の破壊力があるとされている」という知識も持ち合わせていない。

如何に情報不足かという事を思い知らされた瞬間でもある。