【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
ブラジル・100年ぶり干ばつで水不足深刻(9月6日)
新型コロナの感染者数が世界第3位のブラジルだが、気候変動の影響で約100年ぶりの干ばつによる深刻な水不足に悩まされている。
ブラジルでは電力の約7割を水力発電に依存しているため、電力料金の値上げに繋がっている。 水力発電所や火力発電所の稼働状況に応じて、基本料金とは別に追加料金が「緑」「黄」「赤」といった色別で請求される仕組みになっているが、水力発電所の貯水ダムの水位低下で現在、最も高い「赤」の追加料金が請求されている。...
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台湾にポーランドからワクチン到着(9月5日)
新型コロナウイルスのワクチンの調達が難航している台湾にきょうポーランドから40万回分のワクチンが到着した。
台湾にはポーランド政府からアストラゼネカのワクチン40万回分が提供されきょう午前、飛行機で台湾の空港に到着した。台湾は去年、ポーランドにマスクや防護服などの医療用物資を送っていてポーランド側は今回の提供を「連帯のしるしだ」としている。 ワクチンの調達が難航し接種が進んでいない台湾にはこれまでに日本が334万回分、米国が250万回分を提供した。...
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EUタリバン新政権との関わり・テロや人権尊重で判断へ(9月4日)
EU議長国を務めるスロベニアで開かれた外相会議でアフガニスタンの情勢が協議されEUの外相に当たるボレル上級代表は会議の後の記者会見で「アフガニスタンの人々を支援するため新政権と関わらなければならない。これは承認ではなく実務を行うための関与だ」と話した。
その上で新政権とどうかかわっていくかについてはアフガニスタンをテロ活動の拠点にしないこと、人権や法の支配などを尊重することなど5つの基準を基に判断する方針を確認したと明らかにした。...
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追加支援策・半導体誘致が柱(9月3日)
政府はきのう開かれた成長戦略会議で追加の支援策をこの秋にもまとめる方針を確認した。
会議で菅首相は「強い経済をつくるためには確固たる成長戦略が必要」だと指摘した。 “人への投資”の分野では新型コロナで業績が悪化する飲食業や宿泊業の非正規労働者などの職業訓練の費用を負担する。 一方、経済安全保障では海外から半導体工場を誘致する支援策を作る。 また、脱炭素に向けてはEV電気自動車の購入補助を掲げ、衆院選に前に確定する経済対策に盛り込む方針でいる。 世界気象機関の報告書・災害の死者50年間で200万人超(9月2日)
WMOは、2019年までの50年間に発生した洪水や熱波などによる災害は1万1000件以上に上り、200万人を超える死者とおよそ400兆円に上る経済的な損失を出したとする報告書を発表した。
2008年にミャンマーを襲ったサイクロンでは13万人以上が犠牲になった。アフリカでは73万2000人近くが干ばつなどで亡くなった。 「風の流れ」内の検索 |