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特集 スポーツの神様
2024年03月29日(金)
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【スポーツの神様】
プロ野球パシフィックリーグ個人成績(投手編)(11月11日)

プロ野球はパ・リーグが一足早くレギュラーシーズンを終えた。最終戦までもつれた確定した個人タイトルをおさらいしてみよう。

先ずは投手部門ではホークスの千賀滉大が最多勝に最優秀防御率、最多奪三振と初の三冠に輝いた。最多勝は最終戦で11勝目を挙げたチームメイトの石川柊太と、自身3度目となるイーグルスの涌井秀章の2人も同数で並んだ(最多勝が3人になるのは1998年以来22年ぶり)。涌井は所属した3球団すべてで最多勝獲得という史上初の快挙である。ちなみに11勝というのは2リーグ分立以降最少でのタイトル獲得となる。もっとも二桁勝利を挙げたのがこの3人以外にはマリーンズの美馬学(10勝)のみ。昨季のパ・リーグも二桁に届いた投手は4人しかいなかったが、「打高投低」の傾向は年々顕著になっているといえる。奪三振も千賀と並びバファローズの山本由伸が同数の149となっている。山本は防御率のタイトルでもトップを争っていたが、千賀にわずか0.04及ばなかった。なお、今シーズンは試合数の減少のほか延長戦が10回で打ち切りとなったため、投手の総登板イニング数が減少しているのも特徴の一つと言える。

なお、セーブ王はライオンズの増田達至の33。最多ホールドはホークスのモイネロの38となっている。こうしてみても投手部門では圧倒的な大差でペナントを制したホークス勢が突出しているのが良くわかる。12球団唯一のチーム防御率2点台(2.92)は伊達ではないということだろう。これでホークスは2位通過したマリーンズとCSを戦うこととなるが、唯一負け越しているこの苦手な相手が12球団ワーストのチーム打率.235というのも野球の妙というものだろうか。14日からの戦いが見ものだ。

プロ野球パシフィックリーグ個人成績(打者編)(11月11日)


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