トランプ米大統領と中国・習近平国家主席の初めての首脳会談が、米国南部・フロリダ州のトランプ大統領の別荘で始まった。２日間に渡る会談では、挑発行為を繰り返す北朝鮮への対応などが焦点となる。


会談前、トランプ大統領は機内で記者団に対して、「我々は長年、中国との間でひどい貿易を続け、不公平な扱いを受けてきた。会談では貿易について話すことになるだろう。
もちろん、北朝鮮についても話すことになる」と述べた。

このうち、挑発行為を繰り返す北朝鮮への対応については、米国側は「国連安保理決議に基づく制裁を確実に履行すべき」だと主張しているのに対し、中国側は「米国と北朝鮮の話し合いが欠かせない」としていて、両首脳は会談の結果どのような対応を打ち出すことができるのかに関心が集まっている。

また、トランプ大統領が強く求める米中両国の間の貿易不均衡の是正など、様々な課題についてどのような議論も交わされるのかも注目される。
この後、双方の夫人を交えた夕食会も開かれ、会談は７日の昼食会まで続く予定である。

まだ、具体的な会談内容についての情報は、入っていない。