【時流】
不気味な株価下落の動き(3月22日)
22日午前中、日経平均が300円を超える大幅な下落をしている。
米国でニューヨークダウが去年11月のトランプ相場以降最大の下げ幅となった流れや、為替がおよそ4か月ぶりの円高水準を付けたことなどを背景に、日経平均は350円を超える下げ幅になる場面も見られる。
東証一部全体の9割が下げるほぼ全面安の展開になっている。昨晩のニューヨークダウは237ドルの下げで下落率は1%以上となった。またダウ工業株30種平均は4日間続落している。
下げた理由としてはトランプ大統領への期待の後退と市場では見られている。東京時間は日銀がETF買いをすることによって食い止めるサイクルが続いていたが、円高が大きく進み米国株が大幅安というのはここ5か月間なかった形である。
トランプ大統領の政策や予算案、加えてFBIによるロシアとの関係を巡る証言などが、影響しているものと見られる。
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