【時流】
トランプ氏・イスラエルのネタニヤフ首相と首脳会談(2月16日)
トランプ大統領はイスラエル・ネタニヤフ首相と首脳会談を行い、イスラエルと将来的なパレスチナ国家の2国家共存には必ずしもこだわらない方針を示した。
2国家共存はこれまで米国の歴代政権が和平交渉の原則としてきたもので、米国の政策が後退したものとみられる。
トランプ大統領は、米国大使館のエルサレム移転については意欲を示したが、イスラエルが加速させている占領地への入植活動については“少し自制してほしい”と釘を刺す場面もみられた。
また、対イラン圧力強化で協力していく方針を確認した。
パレスチナ・アッバス議長は「平和的共存へトランプ政権と和平に向け取り組む」と述べた。
あえて反発を控えた形で和平には取り組むというトランプ大統領の真意が測りかねているとしている。トランプ大統領は「2国家共存でも1国家でも双方が望むのならどちらでもいい。イランが核を持たないようさらなる取り組みを行う」、ネタニヤフ首相は「トランプ大統領と緊密に連携する」とコメントした。
注目のトランプ大統領とネタ二エフ首相との首脳会談が終わった。
意外だったのは「イスラエルが加速させている占領地への入植活動については“少し自制してほしい”と釘を刺す場面」であった。
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