【時流】
トランプ氏・新たに入国禁止大統領令を検討(2月11日)
米国メディアは10日、トランプ政権が中東など7カ国からの入国を停止する大統領令の差し止めをめぐり、連邦最高裁判所への上訴を行わない方針だと伝えた。入国停止の大統領令は連邦控訴裁判所がトランプ政権の申し立てを退けたことで差し止めが続いている。トランプ政権は連邦最高裁に上訴しない方針だと伝えている。
トランプ大統領は、フロリダヘ向かう政府専用機の中で新たな大統領令署名検討を明らかにしたという。
トランプ大統領は、イスラム圏7か国の人の入国を禁止する大統領をめぐる訴訟で、来週前半にも新たな大統領令などの追加措置を取る考えを明らかにした。追加措置は13日か14日にも発表する可能性を示した。即効性のある強制手段も検討していることを示唆している。トランプ大統領は「新しい法令をつくることを含め他にも多くの選択肢がある」と話しているという。
トランプ大統領は、時間がかかる連邦最高裁判所への上訴を止め、さらに強力な大統領令や法令を検討する方向に大きく舵を切った。
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