【時流】
台湾要人が出席するか・緊張高まる大統領就任式(1月19日)
19日午前中の日本テレビの報道によると、台湾の首相にあたる行政院長を務めたユウ氏らがトランプ次期大統領の就任式に出席すると発表したと報じた。これに対し中国外務省・華春瑩報道官は「米中関係に干渉し破壊しようとする台湾当局の活動に反対する」と批判したと報じた。
その上で米国側に台湾の代表団出席を許可しないよう要求したことを明らかにした。中国はトランプ次期政権と独立色の強い台湾・蔡英文政権の接近を警戒している。
もしトランプ氏が台湾代表団の出席を許可したら、中国の反発はかなり厳しいものとなると推測する。
20日に迫るトランプ氏の大統領就任式が行われることにあたって、CNNの世論調査によると、トランプ氏を支持すると回答したのは40%、支持しないは52%。大統領就任直前の支持率としては近年“歴代最低”。トランプ氏はツイッターで「操作された数字」と反論した。就任式当日、現地メディアによると、民主党議員の約50~60人が就任式への欠席を表明し、トランプ氏の支持者と反対派約100の団体がデモを計画している。
トランプ氏は「就任式には記録的な群衆が集まるだろう」と強気な発言を繰り返している。
実際に、就任式が行われる20日を目の前にして、具体的にどのような結果になるのか、世界中が固唾をのんで見守っている。
これだけ緊張感のある大統領就任式は記憶にないほどである。
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