【時流】
ジャーナリスト殺害疑惑・サウジアラビア政府「口論の末に死亡」皇太子の関与言及せず(10月20日)
サウジアラビア政府はジャーナリストのジャマルカショギについてトルコにあるサウジアラビア総領事館内で死亡し、検察当局が事件関与の18人を逮捕したと発表した。
サウジアラビアの国営メディアによると容疑者の一部がジャマルカショギを連れ戻すため面会した際に口論の末に小競り合いに発展し死亡させたという。サウジアラビア政府はムハンマド皇太子の側近とされる情報機関のアシリ副長官などが事件に関与していたとして更迭したと発表している。
焦点となっていたムハンマド皇太子の関与については一切言及していない。
サルマン国王はムハンマド皇太子手動のもと情報機関の立て直しを命じており、皇太子をかばう姿勢を鮮明にしている。
トランプ大統領は「サウジは偉大な同盟国だが事件をうけいれられない」と述べた。
今後の対応についてサウジが武器購入で合意していることを念頭に慎重に検討する考えを示した。
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